レポート
配信元:フィスコ
投稿: 2025/12/24 08:03
*08:03JST 23日の米国市場ダイジェスト:NYダウは79ドル高 GDPを好感
■NY株式:NYダウは79ドル高 GDPを好感
米国株式市場は続伸。ダウ平均は79.73ドル高の48442.41ドル、ナスダックは133.01ポイント高の23561.84で取引を終了した。
金利高を嫌気し、寄り付き後、軟調に推移。その後、7-9月期の国内総生産(GDP)で消費が支援し2年ぶりの高成長となった結果を受け、景気に楽観的な見方が広がり相場を押し上げた。ハイテクも強く、終盤にかけ上げ幅を拡大し、終了。セクター別では半導体・同製造装置が上昇した一方、消費者サービスが下落した。
検索グーグルを運営するアルファベット(GOOG)はデータセンター会社、インターセクトと47.5億ドルで買収合意を発表し、上昇。石油・ガス会社のセーブル・オフショア(SOC)はトランプ政権がカリフォルニアのパイプライン再稼働を承認したため、上昇。石炭採掘会社のラマコ・リソーシズ(METC)は磁石製造のマルベリーインダストリーと供給契約交渉で拘束力のない覚書を締結し、上昇。
製薬会社のイーライリリー(LLY)はデンマークの同業、ノボ・ノルディクスの肥満治療薬「ウゴービ」錠剤を巡り当局承認を得て販売可能となるため、競争激化懸念に下落した。化粧品メーカーのコティ(COTY)は最高経営責任者(CEO)の退任計画を理由にアナリストが投資判断を引下げたため、下落。企業向けIT管理ソフトウエアメカーのサービスナウ(NOW)は、サイバーセキュリティー新興企業のアーミスを77億ドル超で買収することで合意、過去最大の買収案件で警戒感に売られた。
トランプ大統領は連邦準備制度理事会(FRB)の次期議長に関し、自分に反対する者を指名することはないと強気の姿勢を見せた。
HorikoCapitalManagementLLC
■NY為替:NY為替:米7-9月期GDP2年ぶり高成長でドル売り後退
23日のニューヨーク外為市場でドル・円は155円93銭から156円54銭まで上昇し、156円27銭で引けた。日本当局による円安是正介入警戒感が根強く、円が堅調に推移。その後、米7-9月期国内総生産(GDP)が予想を上回り2年ぶり高成長を記録したため来年の利下げ観測を受けたドル売りが後退した。
ユーロ・ドルは1.1764ドルまで下落し、1.1797ドルへ上昇し、1.1792ドルで引けた。ユーロ・円は183円84銭から184円27銭まで上昇した。ポンド・ドルは1.3476ドルまで下落後、1.3523ドルまで上昇。ドル・スイスは0.7873フランから0.7908フランのレンジで上下に振れた。
■NY原油:強含み、ウクライナ戦争の継続を意識
23日のNY原油先物2月限は強含み。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物2月限は、前営業日比+0.37ドル(+0.64%)の58.38ドルで通常取引を終了した。時間外取引を含めた取引レンジは57.74-58.49ドル。米国市場の序盤にかけて57.74ドルまで売られたが、ウクライナ戦争の継続を背景に調整的な買いが再び強まり、58ドル台に戻した。通常取引終了後の時間外取引で58.49ドルまで上昇。
■主要米国企業の終値
銘柄名⇒終値⇒前日比(騰落率)
バンクオブアメリカ(BAC) 55.97ドル +0.09ドル(+0.16%)
モルガン・スタンレー(MS) 179.50ドル -0.26ドル(-0.14%)
ゴールドマン・サックス(GS)901.71ドル +2.71ドル(+0.30%)
インテル(INTC) 36.35ドル -0.02ドル(-0.05%)
アップル(AAPL) 272.36ドル +1.39ドル(+0.51%)
アルファベット(GOOG) 315.68ドル +4.35ドル(+1.39%)
メタ(META) 664.94ドル +3.44ドル(+0.52%)
キャタピラー(CAT) 582.42ドル +0.01ドル(+0.00%)
アルコア(AA) 53.65ドル -0.07ドル(-0.13%)
ウォルマート(WMT) 110.90ドル -1.70ドル(-1.50%)
<NH>
最新人気記事
本日の市況
関連サイト
投資・お金について学ぶ入門サイト
みんなの売買予想、予想株価がわかる資産形成のための情報メディアです。株価・チャート・ニュース・株主優待・IPO情報等の企業情報に加えSNS機能も提供しています。『証券アナリストの予想』『株価診断』『個人投資家の株価予想』これらを総合的に算出した目標株価を掲載。『ブログ』で個人投資家同士の意見交換や情報収集をしたり、売買シミュレーションができる『株価予想』機能も、無料でご利用いただけます。
【ご注意】『みんかぶ』における「買い」「売り」の情報はあくまでも投稿者の個人的見解によるものであり、情報の真偽、株式の評価に関する正確性・信頼性等については一切保証されておりません。 また、東京証券取引所、名古屋証券取引所、China Investment Information Services、NASDAQ OMX、CME Group Inc.、東京商品取引所、堂島取引所、 S&P Global、S&P Dow Jones Indices、Hang Seng Indexes、bitFlyer 、NTTデータエービック、ICE Data Services等から情報の提供を受けています。 日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。 『みんかぶ』に掲載されている情報は、投資判断の参考として投資一般に関する情報提供を目的とするものであり、投資の勧誘を目的とするものではありません。 これらの情報には将来的な業績や出来事に関する予想が含まれていることがありますが、それらの記述はあくまで予想であり、その内容の正確性、信頼性等を保証するものではありません。 これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、当社、投稿者、情報提供者及び企業IR広告主は一切の責任を負いません。投資に関するすべての決定は、利用者ご自身の判断でなさるようにお願いいたします。 個別の投稿が金融商品取引法等に違反しているとご判断される場合には「証券取引等監視委員会への情報提供」から、同委員会へ情報の提供を行ってください。 また、『みんかぶ』において公開されている情報につきましては、営業に利用することはもちろん、第三者へ提供する目的で情報を転用、複製、販売、加工、再利用及び再配信することを固く禁じます。