レポート
配信元:MINKABU PRESS
投稿: 2021/11/18 05:06
ペイパル<PYPL>が4日ぶりに反落。アナリストが投資判断を「中立」に引き下げ、目標株価も220ドルに引き下げた。デジタル化がますます進む中で、デジタル・ウォレットとしての同社の地位は認めざるを得ない。しかし、同社はライバルによって、その地位が混乱するリスクに晒されていると指摘している。
同社の取引の大半は大手企業で、大規模なプラットフォーム内にeコマースを集約させる動きが増加し、経済性が低下することが懸念されるという。
特に、ショッピファイ<SHOP>の急成長と独自の決済システム作成の動きは注目されるとしている。後払い決済システム(BNPL)やアップル・ペイ、ショップ・ペイなどとの競争が激化する中で、今後の市場シェア拡大は鈍化も予想されるとしている。同社は投資と進化を続けているが、それは他の企業と比べて守らなければならない芝生が多いだけだという。
(NY時間14:56)
ペイパル<PYPL> 205.70(-9.97 -4.62%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
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