レポート
配信元:MINKABU PRESS
投稿: 2022/09/07 03:01
遺伝子解析のイルミナ<ILMN>が5日ぶりに反発。きょうは値ごろ感からの買い戻しが膨らんでいる模様。先週は、がん治療薬の新興企業グレイルの70億ドルでの買収で、米連邦取引委員会(FTC)の委員が、合併は反トラスト法に抵触し、早期がん発見検査のイノベーションを阻害するとして、FTCの行政法判事に判断を求めていた件で、行政法判事は反トラスト法には抵触しないと判断し、イルミナが勝利した格好となった。
しかし、きょうは欧州委員会が買収について、血液ベースの早期がん検知検査という新興市場において、イノベーションを阻害し、選択肢を減らすことになるとして、拒否権を発動したことが明らかとなった。同社は拒否権の発動を不服として控訴する予定。
EU側の説明では、「同社は検査の開発処理を可能にする技術を提供する唯一の信頼できるサプライヤーであり、この買収によって、グレイルのライバルがその技術にアクセスすることを断ち切るか、さもなければ彼らに不利益を与えるインセンティブを持つことになる」と述べた。
(NY時間13:49)
イルミナ<ILMN> 200.53(+4.46 +2.27%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
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