レポート
配信元:MINKABU PRESS
投稿: 2023/02/01 12:06
きょうもIT・ハイテク株に買いが強まっているものの、アップル<AAPL>は小幅高に留まっている。今週の10-12月期決算(第1四半期)決算を控える中、きょうはアナリストが投資判断を「中立」に据え置いたことが伝わっている。
同アナリストによると、投資家は最新の決算は冴えない内容を予想しているという。同社が困難なホリデーシーズンに対処し、より弱いガイダンスを示す可能性があるとしている。ハードウェアとサービス全体で第1四半期は予想を下回り、1-3月期(第2四半期)についても、悪化する需要動向によりリスクにさらされているように見えるとも指摘。
要因は当初、生産の問題に起因するものだったが、それが製品カテゴリー全体における需要の弱さに変化しているという。そのほか、サービス分野の減速へも懸念を示している。
また、アップル株はS&P500に対して20%のプレミアムがついていることから、せいぜいフェアバリューと見るのが妥当だろうとも述べた。
なお、木曜日のアップルの決算は2019年以来の減収が見込まれている。中国の組み立て工場が感染拡大のために閉鎖された際、ハイエンドモデルのアイフォーンを十分に作ることができなかったことが圧迫すると予想されている。
(NY時間12:56)
アップル<AAPL> 143.49(+0.49 +0.34%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
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