レポート
配信元:MINKABU PRESS
投稿: 2023/08/09 20:23
アジア株 中国CPIが2年半ぶりマイナス転落も想定内、デフレを懸念し当局が支援策講じる可能性
東京時間11:07現在
香港ハンセン指数 19113.71(-70.46 -0.34%)
中国上海総合指数 3256.13(-4.49 -0.14%)
台湾加権指数 16909.76(+32.69 +0.19%)
韓国総合株価指数 2599.35(+25.37 +0.99%)
豪ASX200指数 7314.10(+2.96 +0.04%)
アジア株はまちまち。
中国7月の消費者物価指数は-0.3%とおよそ2年半ぶりにマイナスに転落したが、予想ほどは低下しなかった。生産者物価指数は-4.4%と前回から低下幅が縮小も、10カ月連続で低下した。なお、PPIとCPIが同時に下落するのは2020年末以降で初めて。
市場予想とほぼ一致したことやCPIマイナス転落は想定内だったため、アジア株式市場への影響は限定的。むしろデフレを懸念し、中国当局がさらなる景気支援策を打ち出してくる可能性があるとマーケットは見ている。
中国物価統計発表後、上海と香港株は下げ幅を縮小している。ただ、米金融不安再燃や中国景気減速不安は残っている。
香港市場では医療品や素材関連が上昇している一方、碧桂園控股やCG SERVICES、龍湖集団など不動産株は総じて下落している。
上海市場では保利置業集団や北京城建投資発展、珠海華発実業、新城控股集団、北京首都開発など不動産株が総じて上昇。
北京と上海、広州、深センの市の当局者が今月会合を開き、不動産規制緩和について話し合う予定だとの報道が好感されている。
最新人気記事
本日の市況
関連サイト
投資・お金について学ぶ入門サイト
みんなの売買予想、予想株価がわかる資産形成のための情報メディアです。株価・チャート・ニュース・株主優待・IPO情報等の企業情報に加えSNS機能も提供しています。『証券アナリストの予想』『株価診断』『個人投資家の株価予想』これらを総合的に算出した目標株価を掲載。『ブログ』で個人投資家同士の意見交換や情報収集をしたり、売買シミュレーションができる『株価予想』機能も、無料でご利用いただけます。
【ご注意】『みんかぶ』における「買い」「売り」の情報はあくまでも投稿者の個人的見解によるものであり、情報の真偽、株式の評価に関する正確性・信頼性等については一切保証されておりません。 また、東京証券取引所、名古屋証券取引所、China Investment Information Services、NASDAQ OMX、CME Group Inc.、東京商品取引所、堂島取引所、 S&P Global、S&P Dow Jones Indices、Hang Seng Indexes、bitFlyer 、NTTデータエービック、ICE Data Services等から情報の提供を受けています。 日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。 『みんかぶ』に掲載されている情報は、投資判断の参考として投資一般に関する情報提供を目的とするものであり、投資の勧誘を目的とするものではありません。 これらの情報には将来的な業績や出来事に関する予想が含まれていることがありますが、それらの記述はあくまで予想であり、その内容の正確性、信頼性等を保証するものではありません。 これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、当社、投稿者、情報提供者及び企業IR広告主は一切の責任を負いません。投資に関するすべての決定は、利用者ご自身の判断でなさるようにお願いいたします。 個別の投稿が金融商品取引法等に違反しているとご判断される場合には「証券取引等監視委員会への情報提供」から、同委員会へ情報の提供を行ってください。 また、『みんかぶ』において公開されている情報につきましては、営業に利用することはもちろん、第三者へ提供する目的で情報を転用、複製、販売、加工、再利用及び再配信することを固く禁じます。