レポート
配信元：MINKABU PRESS
投稿: 2022/08/02 23:00
配車サービスのウーバー・テクノロジーズ<UBER>が大幅高。取引開始前に４－６月期決算（第２四半期）を発表し、１株損益は赤字だったものの予想ほどではなく、売上高は予想を上回った。同業界では重要な指標であるブッキングも予想を上回っている。ＥＢＩＴＤＡも予想を上回った。ただ、第３四半期のガイダンスでは、ＥＢＩＴＤＡは予想を上回る見通しを示したものの、ブッキングは予想を下回っている。
インフレの高まりにもかかわらず、配車やテイクアウト注文の顧客の需要回復が後押しした。コスロシャヒＣＥＯは声明で「前四半期は計画よりもさらに早く収益性の約束を果たすようチームに求めたが、彼らはそれを果たした。ウーバーを利用する消費者の数はいずれも過去最高となった」と述べた。
（４－６月・第２四半期）
・1株損益：-0.04ドル（予想：-0.14ドル）
・売上高：80.7億ドル（予想：73.9億ドル）
・ブッキング：290.8億ドル（予想：288.2億ドル）
配達：138.8億ドル（予想：144.4億ドル）
積載：18.4億ドル（予想：18.8億ドル）
・EBITDA（調整後）：3.64億ドル（予想：2.66億ドル）
・月間プラットホーム・カスタマー：1.22億人（予想：1.20億人）
（７－９月・第３四半期見通し）
・ブッキング：290～300億ドル（予想：301.5億ドル）
・EBITDA（調整後）：4.40～4.70億ドル（予想：3.92億ドル）
（NY時間09:49）
ウーバー<UBER> 28.40（+3.80 +15.45%）
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
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