レポート
配信元:MINKABU PRESS
投稿: 2023/09/01 23:07
蓄電ソリューションを設計・製造を手掛けるイオス・エナジー・エンタープライシズ<EOSE>が大幅高。米エネルギー省が同社に、3億9860万ドルの融資保証を行う条件付きコミットメントを実施すると発表した。融資保証が確定すれば、亜鉛・臭素系電池の蓄電システムを製造する最大4つの製造ラインの建設が支援される。
2026年までに年8ギガワット時(GWh)の蓄電容量が見込まれ、これは30万戸以上の一般家庭に瞬時に電力を供給するのに十分な量。このプロジェクトでは、最大で50人の建設請負業者による雇用が創出され、フル稼働時には650人もの新たな操業雇用が創出される見込み。同社は現在、同施設で277人を雇用している。
同社のマストランジェロCEOは「今回の融資により、約5年間取り組んできた技術の新バージョンを生産することができる」と述べた。
【企業概要】
電力事業者向けに、安全で拡張性があり、効率的でサステナブルな、総所有コストの低い蓄電ソリューションを設計・製造・展開する。独自の水性亜鉛電池を中核とするDCエネルギー貯蔵システムは、完全にリサイクル可能で、レアアースや紛争鉱物を必要としない非リチウムイオン定置型システムである。
(NY時間09:56)
イオス・エナジー<EOSE> 4.45(+1.20 +36.92%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
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