レポート
配信元:MINKABU PRESS
投稿: 2023/11/13 23:23
アジア株 中国「独身の日」今年も期待外れに終わった可能性、消費者の節約志向定着 アリババは小幅安
東京時間14:05現在
香港ハンセン指数 17167.39(-35.87 -0.21%)
中国上海総合指数 3033.31(-5.66 -0.19%)
台湾加権指数 16834.36(+151.69 +0.91%)
韓国総合株価指数 2407.24(-2.42 -0.10%)
豪ASX200指数 6954.40(-22.10 -0.32%)
インドSENSEX30種 65054.48(-204.97 -0.31%)
アジア株はまちまち、材料難で方向感に欠ける。また、重要指標を前に様子見姿勢も強まっている。
明日は米消費者物価指数、15日には中国10月の鉱工業生産、小売売上高、不動産投資のほか、中期貸出制度(MLF)1年物金利も公表される。一部では引き下げ予想も見られるため、据え置きだった場合は想定内とはいえ失望感が広がる可能性も。
中国「独身の日」のネット通販売上高は今年も期待外れで終わった可能性が高い。アリババとJDドットコムは今年の売上は「増加した」とだけ発表、データを公表しなかった。ゼロコロナ規制で消費者の節約志向が定着。さらに、長引く不動産不況に伴う景気減速懸念で、支出を極力抑える傾向にあるもよう。調査によると、ほとんどの人が日用品や食料品など生活に必要不可欠なものだけを購入し、高級品は買わないと回答していた。今年の売上高は前年比で減少、一部では「急減」した可能性があるとの報道も伝わっている。米ゴールドマンサックスはアリババの流通総額を前年比1桁台の増加と推定、懸念していたよりは良好だと指摘。
今年の「独身の日」も期待外れに終わったもようで、香港市場でアリババは小幅安、JDドットコムも前営業日比変わらず。一方、レノボやバイドゥ、シャオミなど他のハイテク関連は総じて上昇している。
台湾市場で半導体受託生産世界最大手のTSMCが2.6%高、約4カ月ぶり高値をつけている。10月の売上高が+15.7%と2月以来初めて月間売上高が増加したことが好感されている。世界的なチップ市場が回復傾向にあることが示唆された。
最新人気記事
本日の市況
関連サイト
投資・お金について学ぶ入門サイト
みんなの売買予想、予想株価がわかる資産形成のための情報メディアです。株価・チャート・ニュース・株主優待・IPO情報等の企業情報に加えSNS機能も提供しています。『証券アナリストの予想』『株価診断』『個人投資家の株価予想』これらを総合的に算出した目標株価を掲載。『ブログ』で個人投資家同士の意見交換や情報収集をしたり、売買シミュレーションができる『株価予想』機能も、無料でご利用いただけます。
【ご注意】『みんかぶ』における「買い」「売り」の情報はあくまでも投稿者の個人的見解によるものであり、情報の真偽、株式の評価に関する正確性・信頼性等については一切保証されておりません。 また、東京証券取引所、名古屋証券取引所、China Investment Information Services、NASDAQ OMX、CME Group Inc.、東京商品取引所、堂島取引所、 S&P Global、S&P Dow Jones Indices、Hang Seng Indexes、bitFlyer 、NTTデータエービック、ICE Data Services等から情報の提供を受けています。 日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。 『みんかぶ』に掲載されている情報は、投資判断の参考として投資一般に関する情報提供を目的とするものであり、投資の勧誘を目的とするものではありません。 これらの情報には将来的な業績や出来事に関する予想が含まれていることがありますが、それらの記述はあくまで予想であり、その内容の正確性、信頼性等を保証するものではありません。 これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、当社、投稿者、情報提供者及び広告主は一切の責任を負いません。投資に関するすべての決定は、利用者ご自身の判断でなさるようにお願いいたします。 個別の投稿が金融商品取引法等に違反しているとご判断される場合には「証券取引等監視委員会への情報提供」から、同委員会へ情報の提供を行ってください。 また、『みんかぶ』において公開されている情報につきましては、営業に利用することはもちろん、第三者へ提供する目的で情報を転用、複製、販売、加工、再利用及び再配信することを固く禁じます。