レポート
配信元:MINKABU PRESS
投稿: 2024/01/24 20:25
アジア株 上海香港は続伸、当局が資金流出を食い止めようと必死! 相場下支え策に異常取引・株価操作の監視強化
東京時間11:09現在
香港ハンセン指数 15603.26(+249.28 +1.62%)
中国上海総合指数 2786.46(+15.49 +0.56%)
台湾加権指数 17934.76(+60.17 +0.34%)
韓国総合株価指数 2467.07(-11.54 -0.47%)
豪ASX200指数 7505.40(-9.54 -0.13%)
アジア株はまちまち。香港株は大幅続伸、上海株も続伸して始まった。
中国当局は株価下落に歯止めをかけるため約41兆円規模となる相場下支え策を検討、今週にも発表される見通し。また、中国証券監督管理委員会が投資家の取引行動の監視を強化すると発表。異常な取引、株価操作、その他の違反を厳しく取り締まる。資本市場における「金融詐欺」と闘うとしている。当局は中国市場からの資金流出を何が何でも食い止めようと必死になっている。ただ、これらの措置は株価下落を止める効果はあるかもしれないが、経済自体が回復に向かうことを意味していない。そのため、下支え策を受けた上昇は短命に終わる可能性。
長引く不動産不況にデフレ・消費低迷、米国との関係悪化、少子高齢化加速、若者の高い失業率など懸念材料は山積みなままだ。さらに先週、中国首相が今年も大規模な支援策は必要ないと発言したことで、海外投資家はもちろん中国本土の投資家も中国市場に愛想をつかした。
中国政府が自国の経済にあまりにも楽観的なことに投資家は懸念している。複数の海外金融機関は今年も中国不動産市場は低迷すると予想、米資産運用会社は顧客を中国から撤退させていると明かした。
香港株は大幅続伸。アリババが6.3%高。同社会長と共同創業者のジャック・マー氏が株価急落に伴い総額2億ドル相当購入したとの報道が材料視されている。関係者によると、第4四半期にマー氏が5000万ドル相当を、アリババ会長が1億5200万ドル相当を購入したという。バイドゥやネットイース、美団、JDドットコムなど他のハイテク関連も大幅高となっている。
上海株も続伸。不動産の上げが目立つ。消費財やエネルギー関連、素材も軒並み上昇している。株価下支え策が発表されれば、材料出尽くしで再び下落に転じるか。
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