レポート
配信元:MINKABU PRESS
投稿: 2024/02/14 01:27
(NY時間11:16)(日本時間01:16)
テラデータ<TDC> 37.50(-11.29 -23.14%)
インフラ・ソフトウエア開発のテラデータ<TDC>が大幅安。前日引け後に10-12月期決算(第4四半期)を発表し、1株利益、売上高とも予想を上回った。ただ、株価は冴えない反応。ガイダンスを嫌気している模様で、第1四半期の1株利益の見通しが大きく予想を下回ったほか、通期の1株利益も予想を下回る見通しを示した。今回の決算は同社のクラウド移行の勢いを後退させるものだとの指摘も出ている。
アナリストは「同社12月に予想を下方修正した後、今回の決算の下振れは驚きだった。年ベース経常収益(ARR)とクラウドARRの両方が予想を下回っている。この逆風を受けて株価は下落を予想する」と述べた。一方、「通期のフリーキャッシュフロー(FCF)の見通しは市場コンセンサスと同水準であった」とも指摘している。
同社は、24年のFCFからの株主への還元目標を75%に維持したほか、25年に10億ドル以上のクラウドARRを達成する道筋も維持している。
(10-12月・第4四半期)
・1株利益(調整後):0.56ドル(予想:0.51ドル)
・売上高:4.57億ドル(予想:4.56億ドル)
・年ベース経常収益(ARR):15.7億ドル
・粗利益率(調整後):61.9%(予想:60.8%)
・FCF(調整後):1.68億ドル(予想:1.46億ドル)
(1-3月・第1四半期見通し)
・1株利益(調整後):0.53~0.57ドル(予想:0.72ドル)
(通期見通し)
・1株利益(調整後):2.15~2.31ドル(予想:2.37ドル)
・売上高:+0~2%
・年ベース経常収益(ARR):+4~8%
【企業概要】
企業情報分析の為のコネクテッドマルチクラウドデータプラットフォームを提供し、顧客の課題解決を支援する。金融サービス・政府機関・ヘルスケア等の顧客が、マルチクラウドデータと分析エコシステムを統合し、データへのアクセスを合理化して、多様なデータからビジネス価値を引き出すことを可能にする。
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
関連銘柄
この銘柄の最新ニュース
最新人気記事
本日の市況
関連サイト
投資・お金について学ぶ入門サイト
みんなの売買予想、予想株価がわかる資産形成のための情報メディアです。株価・チャート・ニュース・株主優待・IPO情報等の企業情報に加えSNS機能も提供しています。『証券アナリストの予想』『株価診断』『個人投資家の株価予想』これらを総合的に算出した目標株価を掲載。『ブログ』で個人投資家同士の意見交換や情報収集をしたり、売買シミュレーションができる『株価予想』機能も、無料でご利用いただけます。
【ご注意】『みんかぶ』における「買い」「売り」の情報はあくまでも投稿者の個人的見解によるものであり、情報の真偽、株式の評価に関する正確性・信頼性等については一切保証されておりません。 また、東京証券取引所、名古屋証券取引所、China Investment Information Services、NASDAQ OMX、CME Group Inc.、東京商品取引所、堂島取引所、 S&P Global、S&P Dow Jones Indices、Hang Seng Indexes、bitFlyer 、NTTデータエービック、ICE Data Services等から情報の提供を受けています。 日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。 『みんかぶ』に掲載されている情報は、投資判断の参考として投資一般に関する情報提供を目的とするものであり、投資の勧誘を目的とするものではありません。 これらの情報には将来的な業績や出来事に関する予想が含まれていることがありますが、それらの記述はあくまで予想であり、その内容の正確性、信頼性等を保証するものではありません。 これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、当社、投稿者及び情報提供者は一切の責任を負いません。 投資に関するすべての決定は、利用者ご自身の判断でなさるようにお願いいたします。 個別の投稿が金融商品取引法等に違反しているとご判断される場合には「証券取引等監視委員会への情報提供」から、同委員会へ情報の提供を行ってください。 また、『みんかぶ』において公開されている情報につきましては、営業に利用することはもちろん、第三者へ提供する目的で情報を転用、複製、販売、加工、再利用及び再配信することを固く禁じます。