レポート
配信元:MINKABU PRESS
投稿: 2024/04/05 23:20
アジア株は下落、中東情勢緊迫化 原油高によるインフレ再加速を警戒 FRB高官は今年利下げしない可能性に言及
東京時間14:02現在
香港ハンセン指数 16655.10(-70.00 -0.42%)
中国上海総合指数 3069.30(休場)
台湾加権指数 20337.60(休場)
韓国総合株価指数 2715.26(-26.74 -0.98%)
豪ASX200指数 7768.30(-49.04 -0.63%)
インドSENSEX30種 74079.13(-148.50 -0.20%)
アジア株は総じて下落。イランがきょうにもイスラエルを攻撃する可能性があるとの報道が伝わっており中東情勢緊迫化懸念が高まっている。中東情勢懸念で原油価格が上昇しており世界的なインフレ再加速が警戒されるほか、ミネアポリス連銀総裁が今年利下げしない可能性に言及した。リスク回避の動きとFRBの利下げ回数減少・時期先送りが警戒されており、アジア株は下落している。ただ週末や今夜の米雇用統計を前に様子見ムードも広がっているため下げは限定的。
清明節休場明けの香港株は0.42%安。買い優勢で始まったがすぐにマイナス圏に転落、一時1%超下げる場面もあった。医療品や不動産、ハイテク、消費者サービスなど幅広い銘柄が下落している。韓国市場ではハイテク関連が総じて下落。原油高を好感して豪州市場ではエネルギー関連の一角が上昇している。
インド株は反落、きのう史上最高値を更新したことから週末を前に調整売りに押されている。インド中銀の利下げ開始時期が遅れるとの見方が強まっているが、インド株式市場は気に留めていない。力強い経済成長に地政学的環境の改善を受けインド株の上昇は続く可能性。世界銀行は2024年のインドの経済成長予想を従来の6.3%から7.5%に上方修正した。
インド中銀はきょう政策金利を7回連続で据え置いた。声明では、熱波の影響によるインフレ急上昇を警戒しているとして、「緩和策の撤回」というタカ派姿勢を維持した。
清明節で中国と台湾市場は休場、8日に取引を再開する。
最新人気記事
本日の市況
関連サイト
投資・お金について学ぶ入門サイト
みんなの売買予想、予想株価がわかる資産形成のための情報メディアです。株価・チャート・ニュース・株主優待・IPO情報等の企業情報に加えSNS機能も提供しています。『証券アナリストの予想』『株価診断』『個人投資家の株価予想』これらを総合的に算出した目標株価を掲載。『ブログ』で個人投資家同士の意見交換や情報収集をしたり、売買シミュレーションができる『株価予想』機能も、無料でご利用いただけます。
【ご注意】『みんかぶ』における「買い」「売り」の情報はあくまでも投稿者の個人的見解によるものであり、情報の真偽、株式の評価に関する正確性・信頼性等については一切保証されておりません。 また、東京証券取引所、名古屋証券取引所、China Investment Information Services、NASDAQ OMX、CME Group Inc.、東京商品取引所、堂島取引所、 S&P Global、S&P Dow Jones Indices、Hang Seng Indexes、bitFlyer 、NTTデータエービック、ICE Data Services等から情報の提供を受けています。 日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。 『みんかぶ』に掲載されている情報は、投資判断の参考として投資一般に関する情報提供を目的とするものであり、投資の勧誘を目的とするものではありません。 これらの情報には将来的な業績や出来事に関する予想が含まれていることがありますが、それらの記述はあくまで予想であり、その内容の正確性、信頼性等を保証するものではありません。 これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、当社、投稿者、情報提供者及び広告主は一切の責任を負いません。投資に関するすべての決定は、利用者ご自身の判断でなさるようにお願いいたします。 個別の投稿が金融商品取引法等に違反しているとご判断される場合には「証券取引等監視委員会への情報提供」から、同委員会へ情報の提供を行ってください。 また、『みんかぶ』において公開されている情報につきましては、営業に利用することはもちろん、第三者へ提供する目的で情報を転用、複製、販売、加工、再利用及び再配信することを固く禁じます。