レポート
配信元:株探ニュース
投稿: 2024/04/23 07:10
米大手銀のストラテジストによると、米国株は企業のファンダメンタルズに支えられているが、暗黙の成長期待の高まりとセンチメントには逆風が吹いているという。
1-3月期の1株利益が市場予想を上回る確率を76%と見ているが、今年の残りの期間については上振れの確率は49%に低下し、それは企業がガイダンスの上方修正に消極的になる可能性を示唆しているという。
歴史的に見て、FRBが金利を一定に保っている場合、S&P500企業の利益は1桁台後半の上昇が多い。現在、1株利益(予想ベース)の伸びの見通しは約10%が見込まれており、上記水準を上回って推移している。それは現在の株価指数がFRBに依存していないことを示しているが、FRBがある程度利下げしなければ、株価の上振れは難しい可能性があるという。
市場は現在、どちらかと言えば楽観的な中期的成長を織り込んでおり、2026年までの予測は、縮小どころか減速の余地も残していない。そのため、決算発表シーズンに利益確定売りが出易い可能性があるとの見通しを立てている。
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
株探ニュース
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