レポート
配信元:株探ニュース
投稿: 2024/05/03 12:14
米経済は深刻な景気後退を回避するのではとの楽観的な見方も広がる中、FRBの利下げがなくても、堅調な米経済が米株式市場を支えるとの指摘が米大手銀のストラテジストから出ている。ソフトランディングに向かう見ており、市場環境も妥当で、成長はこれまでよりも改善される可能性があるという。同ストラテジストは2024年のS&P500の年末目標の5400を再確認している。
一方、最大の課題はインフレが高止まりしている間に成長が鈍化することだとも指摘。FRBの利下げ開始は早くても12月と見ており、行われない可能性もあるという。
4月のS&P500は3月までの5カ月連続の上昇が止まった。この下落により、資金は株式や債券から現金に逃避していたが、S&P500が反発した先週金曜日までの5日間の米国株への資金流入は過去8週間で最大だったという。それが逆張り心理のバロメーターだとすれば、米国株の買い時が接近している可能性があるとも指摘した。
なお、1-3月の企業決算シーズンでは、企業収益の改善が再確認されており、S&P500企業の約70%が決算を終えているが、その79%が予想を上回る利益を計上している。
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
株探ニュース
最新人気記事
本日の市況
関連サイト
投資・お金について学ぶ入門サイト
みんなの売買予想、予想株価がわかる資産形成のための情報メディアです。株価・チャート・ニュース・株主優待・IPO情報等の企業情報に加えSNS機能も提供しています。『証券アナリストの予想』『株価診断』『個人投資家の株価予想』これらを総合的に算出した目標株価を掲載。『ブログ』で個人投資家同士の意見交換や情報収集をしたり、売買シミュレーションができる『株価予想』機能も、無料でご利用いただけます。
【ご注意】『みんかぶ』における「買い」「売り」の情報はあくまでも投稿者の個人的見解によるものであり、情報の真偽、株式の評価に関する正確性・信頼性等については一切保証されておりません。 また、東京証券取引所、名古屋証券取引所、China Investment Information Services、NASDAQ OMX、CME Group Inc.、東京商品取引所、堂島取引所、 S&P Global、S&P Dow Jones Indices、Hang Seng Indexes、bitFlyer 、NTTデータエービック、ICE Data Services等から情報の提供を受けています。 日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。 『みんかぶ』に掲載されている情報は、投資判断の参考として投資一般に関する情報提供を目的とするものであり、投資の勧誘を目的とするものではありません。 これらの情報には将来的な業績や出来事に関する予想が含まれていることがありますが、それらの記述はあくまで予想であり、その内容の正確性、信頼性等を保証するものではありません。 これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、当社、投稿者及び情報提供者は一切の責任を負いません。 投資に関するすべての決定は、利用者ご自身の判断でなさるようにお願いいたします。 個別の投稿が金融商品取引法等に違反しているとご判断される場合には「証券取引等監視委員会への情報提供」から、同委員会へ情報の提供を行ってください。 また、『みんかぶ』において公開されている情報につきましては、営業に利用することはもちろん、第三者へ提供する目的で情報を転用、複製、販売、加工、再利用及び再配信することを固く禁じます。