レポート
配信元:MINKABU PRESS
投稿: 2024/05/20 23:20
アジア株 台湾株は反落、新総統が中国に政治的軍事的威圧やめるよう呼び掛け 中国との緊張高まりを警戒
東京時間14:02現在
香港ハンセン指数 19664.75(+111.14 +0.57%)
中国上海総合指数 3166.08(+12.05 +0.38%)
台湾加権指数 21160.96(-97.51 -0.50%)
韓国総合株価指数 2738.79(+14.17 +0.52%)
豪ASX200指数 7866.80(+52.43 +0.67%)
インドSENSEX30種 74005.94(休場)
アジア株は台湾を除いて上昇、前週末のダウ上昇を好感した買いが続いている。前週末のダウは終値ベースで史上初の4万ドル台に乗せた。中国の不動産不況脱却期待の買いも続いている。
中国当局は住宅ローン金利の下限を撤廃し、頭金比率も引き下げた。また、売れ残り物件を地方政府に買い取らせる案も計画している。規制緩和・撤廃を受け週末の住宅購入者数は急増したとの報告が伝わっている。ただ、台湾情勢などを受け米中関係悪化は懸念されている。
小幅ながらもプラス圏で推移していた台湾株は反落。新しく総統に就任した頼氏の演説が終了したと同時に売りが加速、一時0.7%安となった。頼氏は中国に対し政治的・軍事的威圧をやめるよう求めた。そのほか、多くの脅威・侵入に直面しており、我々は国を守る決意を示すべきだ。防衛意識を高める必要があるとも述べた。中国側からの反発が予想される。就任式を前に中国は「台湾は中国の一部」と台湾を牽制、頼氏を「危険な分離主義者」と呼んだ。
香港株は約9カ月ぶり、上海株は8カ月ぶり高値をつけたことから利益確定の売りも出ている。
上海市場ではエネルギーや素材関連が総じて上昇、先週上昇していた不動産株は利益確定の売りに押されている。
最新人気記事
本日の市況
関連サイト
投資・お金について学ぶ入門サイト
みんなの売買予想、予想株価がわかる資産形成のための情報メディアです。株価・チャート・ニュース・株主優待・IPO情報等の企業情報に加えSNS機能も提供しています。『証券アナリストの予想』『株価診断』『個人投資家の株価予想』これらを総合的に算出した目標株価を掲載。『ブログ』で個人投資家同士の意見交換や情報収集をしたり、売買シミュレーションができる『株価予想』機能も、無料でご利用いただけます。
【ご注意】『みんかぶ』における「買い」「売り」の情報はあくまでも投稿者の個人的見解によるものであり、情報の真偽、株式の評価に関する正確性・信頼性等については一切保証されておりません。 また、東京証券取引所、名古屋証券取引所、China Investment Information Services、NASDAQ OMX、CME Group Inc.、東京商品取引所、堂島取引所、 S&P Global、S&P Dow Jones Indices、Hang Seng Indexes、bitFlyer 、NTTデータエービック、ICE Data Services等から情報の提供を受けています。 日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。 『みんかぶ』に掲載されている情報は、投資判断の参考として投資一般に関する情報提供を目的とするものであり、投資の勧誘を目的とするものではありません。 これらの情報には将来的な業績や出来事に関する予想が含まれていることがありますが、それらの記述はあくまで予想であり、その内容の正確性、信頼性等を保証するものではありません。 これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、当社、投稿者、情報提供者及び広告主は一切の責任を負いません。投資に関するすべての決定は、利用者ご自身の判断でなさるようにお願いいたします。 個別の投稿が金融商品取引法等に違反しているとご判断される場合には「証券取引等監視委員会への情報提供」から、同委員会へ情報の提供を行ってください。 また、『みんかぶ』において公開されている情報につきましては、営業に利用することはもちろん、第三者へ提供する目的で情報を転用、複製、販売、加工、再利用及び再配信することを固く禁じます。