レポート
配信元:株探ニュース
投稿: 2024/07/15 22:47
ゴールドマン<GS>が上昇。取引開始前に4-6月期決算(第2四半期)を発表し、トレーディング部門の収益を拡大させた。債券・為替・商品(FICC)も株式も予想を上回った。キャピタル・マーケット事業が回復したことも寄与した。
ただ、業界をリードしてきたM&A部門はJPモルガン<JPM>よりも仲介手数料が少なかった。M&Aアドバイザリー部門の収入は6.88億ドル。これはJPモルガンが先週発表した7.85億ドルを下回っている。多くの企業が合併を探し求めているにもかかわらず、大統領選が近づいているため、近年見られたようなM&A事業の成長ペースへの回帰はさらに遅れる可能性がある。
同銀は消費者金融事業への進出を断念した後、強力な投資銀行と成長中の資産運用事業をアピールしようとしている。この事業は同銀にとって特に重要。
第2四半期の純利益は、不動産投資での損失と、業界全体の取引減速の渦中にあった消費者金融部門に悩まされていた1年前の約3倍となった。純利益は30.4億ドルで、経常収益は127億ドルだった。
(4-6月・第2四半期)
・1株利益:8.62ドル(予想:8.34ドル)
・経常収益(調整後):127.3億ドル(予想:123.9億ドル)
グローバルバンキング:81.8億ドル(予想:79.5億ドル)
FICC:31.8億ドル(予想:30.2億ドル)
株式:31.7億ドル(予想:30.8億ドル)
投資銀行:17.3億ドル(予想:18.2億ドル)
M&Aアドバイザリー:6.88億ドル(予想:7.78億ドル)
純受取利息(NII):22.4億ドル(予想:14.7億ドル)
・貸倒引当金:2.82億ドル(予想:4.68億ドル)
・運用資産:2.93兆ドル(予想:2.91兆ドル)
・融資:1840億ドル(予想:2396億ドル)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
株探ニュース
関連銘柄
銘柄名称
株価
前日比
470.81
(23:59)
-40.42
(-7.91%)
210.28
(23:59)
-18.41
(-8.05%)
この銘柄の最新ニュース
最新人気記事
本日の市況
関連サイト
投資・お金について学ぶ入門サイト
みんなの売買予想、予想株価がわかる資産形成のための情報メディアです。株価・チャート・ニュース・株主優待・IPO情報等の企業情報に加えSNS機能も提供しています。『証券アナリストの予想』『株価診断』『個人投資家の株価予想』これらを総合的に算出した目標株価を掲載。『ブログ』で個人投資家同士の意見交換や情報収集をしたり、売買シミュレーションができる『株価予想』機能も、無料でご利用いただけます。
【ご注意】『みんかぶ』における「買い」「売り」の情報はあくまでも投稿者の個人的見解によるものであり、情報の真偽、株式の評価に関する正確性・信頼性等については一切保証されておりません。 また、東京証券取引所、名古屋証券取引所、China Investment Information Services、NASDAQ OMX、CME Group Inc.、東京商品取引所、堂島取引所、 S&P Global、S&P Dow Jones Indices、Hang Seng Indexes、bitFlyer 、NTTデータエービック、ICE Data Services等から情報の提供を受けています。 日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。 『みんかぶ』に掲載されている情報は、投資判断の参考として投資一般に関する情報提供を目的とするものであり、投資の勧誘を目的とするものではありません。 これらの情報には将来的な業績や出来事に関する予想が含まれていることがありますが、それらの記述はあくまで予想であり、その内容の正確性、信頼性等を保証するものではありません。 これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、当社、投稿者及び情報提供者は一切の責任を負いません。 投資に関するすべての決定は、利用者ご自身の判断でなさるようにお願いいたします。 個別の投稿が金融商品取引法等に違反しているとご判断される場合には「証券取引等監視委員会への情報提供」から、同委員会へ情報の提供を行ってください。 また、『みんかぶ』において公開されている情報につきましては、営業に利用することはもちろん、第三者へ提供する目的で情報を転用、複製、販売、加工、再利用及び再配信することを固く禁じます。