レポート
配信元:株探ニュース
投稿: 2024/08/02 09:54
きょうの米株式市場は買い先行で始まったものの、次第に戻り売りが優勢となり、ダウ平均、ナスダックとも下げに転じている。その後も下げを加速し、ダウ平均は500ドル超の下げ幅となっている。
本日から8月相場に入っているが、この日発表のISM製造業景気指数が予想を下回り、8カ月ぶりの低水準となったことをきっかけに米株式市場は売りを強めた。米国債市場では、利回りが急低下しており、10年債は4%を割り込む展開が見られている。
明日の米雇用統計を前に、米経済の先行き不透明感を示す指標が伝わったこともあり、リスク回避的な雰囲気が市場に広がっているのかもしれない。
前日のFOMC後の会見でパウエルFRB議長は9月利下げの可能性に言及した。市場も敏感に反応し、短期金融市場では年内3回の利下げを織り込む動きが出ている。
ただ、一部からは遅過ぎるとの声も出ている。労働市場は数カ月前から警告を発信していたという。過去の例から判断すると、パウエル議長は非常に危ない橋を渡っていると見られ、利下げ開始を長く待ち過ぎると、手遅れになりかねないと警鐘を鳴らした。
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
株探ニュース
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