レポート
配信元：株探ニュース
投稿: 2024/08/06 13:33
ＦＲＢがこの日公表した最新の銀行の融資担当者調査によると、第２四半期に融資基準の引き締めを報告した担当者が減少した。商業用および産業用融資に対する需要は横ばいだったが、商業用不動産に対する需要は弱まった。
ただ、これは景気後退シナリオを裏付けるものではない。通常であれば、基準を引き締める回答者の割合が増え、需要が減少すると予想される。大企業も中小企業も融資需要が横ばいなのは１９９９年以来。それ以前は需要が減少していた。
通常、景気後退前の四半期には、融資基準を引き締める金融機関が増加する一方、融資への需要も弱まる。
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
株探ニュース
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