レポート
配信元：株探ニュース
投稿: 2024/08/13 07:16
ＯＰＥＣは月報で、今年と来年の世界石油需要見通しを下方修正した。今年の世界需要の伸びは日量１３万５０００バレル下方修正された。ＯＰＥＣと非加盟産油国で構成するＯＰＥＣプラスは数週間以内に１０-１２月期の供給について決定を下す必要がある。１０月からの供給引き上げ計画を進めるかどうかを判断する。
ＯＰＥＣプラスの合同閣僚監視委員会（ＪＭＭＣ）は今月初めの会合で、自主減産の段階的縮小は、市場の実勢次第によって一時停止あるいは撤回する可能性があることを改めて示していた。
中東情勢の緊張の高まりに対する懸念がある一方で、主な石油消費国である中国と米国で経済成長鈍化の兆しが示されたことから、ここ最近の原油相場は変動している。ＯＰＥＣ事務局によれば今回の修正は第１、２四半期の実際のデータおよび中国での２０２４年の石油需要の成長見通しが軟化していることを反映している。
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