レポート
配信元:フィスコ
投稿: 2024/08/27 16:38
*07:38JST NYの視点:米ソフトランディング期待、労働市場動向が鍵
米国ではソフトランディング期待が強まりつつある。景気は減速するが、景気後退は回避可能との見方が強まった。アトランタ連銀の7-9月期国内総生産(GDP)の成長予測は1.99%。今年、1-3月期の+1.4%、4-6月期+2.8%に続き2%前後の成長が現状で維持されるとの見通し。
アトランタ連銀7-9月期GDP予想:内訳
PCE(個人消費支出):+2.03%
政府:+0.36%
知的財産製品:+0.32%
非居住住宅:+0.1%
純輸出:+0.04%
居住:-0.49%
在庫:-0.3%
非居住構造:-0.07%
CNBCが実施した市場関係者を対象にした調査で2022年時点のリセッション確率は55%、昨年2023年は、48%、2024年は34%まで低下した。
■CNBC調査
リセッション確率:55%(2022)、48%(2023)、34%(2024)
CPI:8.5%、3.7%、2.9%
8月ダラス連銀製造業活動指数は28カ月連続のマイナスとなったが、縮小ペースは改善した。生産、出荷はプラス域に上昇。一方、重要項目の新規受注は上昇も依然マイナス域にあるほか、歴史的平均を大幅下回る。雇用は7.1から―0.7へマイナスに落ち込んだ。週労働時間も依然マイナス域にあることから、全米の製造業活動を示すISM製造業の雇用も大幅に落ち込んだ7月からあまり回復が見られないと予想されている。
米国民の貯蓄率も3%と、パンデミック時を除くと、2008年8月来で最低に低下する見込みで、経済は今後の労働市場の状況次第となる。米国経済の7割を示す支出が当面抑制される可能性が強まる。
<CS>
本日の市況
関連サイト
投資・お金について学ぶ入門サイト
みんなの売買予想、予想株価がわかる資産形成のための情報メディアです。株価・チャート・ニュース・株主優待・IPO情報等の企業情報に加えSNS機能も提供しています。『証券アナリストの予想』『株価診断』『個人投資家の株価予想』これらを総合的に算出した目標株価を掲載。『ブログ』で個人投資家同士の意見交換や情報収集をしたり、売買シミュレーションができる『株価予想』機能も、無料でご利用いただけます。
【ご注意】『みんかぶ』における「買い」「売り」の情報はあくまでも投稿者の個人的見解によるものであり、情報の真偽、株式の評価に関する正確性・信頼性等については一切保証されておりません。 また、東京証券取引所、名古屋証券取引所、China Investment Information Services、NASDAQ OMX、CME Group Inc.、東京商品取引所、堂島取引所、 S&P Global、S&P Dow Jones Indices、Hang Seng Indexes、bitFlyer 、NTTデータエービック、ICE Data Services等から情報の提供を受けています。 日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。 『みんかぶ』に掲載されている情報は、投資判断の参考として投資一般に関する情報提供を目的とするものであり、投資の勧誘を目的とするものではありません。 これらの情報には将来的な業績や出来事に関する予想が含まれていることがありますが、それらの記述はあくまで予想であり、その内容の正確性、信頼性等を保証するものではありません。 これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、当社、投稿者及び情報提供者は一切の責任を負いません。 投資に関するすべての決定は、利用者ご自身の判断でなさるようにお願いいたします。 個別の投稿が金融商品取引法等に違反しているとご判断される場合には「証券取引等監視委員会への情報提供」から、同委員会へ情報の提供を行ってください。 また、『みんかぶ』において公開されている情報につきましては、営業に利用することはもちろん、第三者へ提供する目的で情報を転用、複製、販売、加工、再利用及び再配信することを固く禁じます。