レポート
配信元:株探ニュース
投稿: 2024/08/30 09:10
きょうは米商務省から4-6月期(第2四半期)の米GDP改定値が発表され、前期比年率換算で3.0%と速報値から上方修正された。個人消費の上向き修正を反映し、他のカテゴリーの活動鈍化を補った。
米経済の主要な成長エンジンである個人消費は2.9%増に上方改定。速報値は2.3%増だった。上方修正は財とサービス両方への力強い購買を反映。ヘルスケアや住宅・公益、娯楽などへの支出増加が寄与した。
一方、設備投資や在庫、純輸出、住宅投資、政府支出は下方修正された。
経済活動のもう一つの主要指標である国内総所得(GDI)は1.3%増加と第1四半期と同じ伸びとなった。GDPは財・サービスに対する支出を測定するのに対し、GDIは同じ財・サービスの生産に伴って生じる所得と費用を測定する。
米経済は2023年後半に加速した後、今年に入ってからは減速している。高い借り入れコストの影響が引き続き経済に広がる中、景気は年内さらに鈍化するとみられている。一方で、インフレ減速に伴い、米金融当局は来月に利下げを開始する見通しで、住宅や製造業など借り入れコストの影響を大きく受けてきたセクターに一定の支えを提供する可能性がある。
*実質GDP(改定値)(第2四半期)(前期比年率)21:30
結果 3.0%
予想 2.8% 速報 2.8%
*個人消費
結果 2.9%
予想 2.3% 速報 2.3%
*GDPデフレータ
結果 2.5%
予想 2.3% 速報 2.3%
*PCEコアデフレータ
結果 2.8%
予想 2.9% 速報 2.9%
株探ニュース
最新人気記事
本日の市況
関連サイト
投資・お金について学ぶ入門サイト
みんなの売買予想、予想株価がわかる資産形成のための情報メディアです。株価・チャート・ニュース・株主優待・IPO情報等の企業情報に加えSNS機能も提供しています。『証券アナリストの予想』『株価診断』『個人投資家の株価予想』これらを総合的に算出した目標株価を掲載。『ブログ』で個人投資家同士の意見交換や情報収集をしたり、売買シミュレーションができる『株価予想』機能も、無料でご利用いただけます。
【ご注意】『みんかぶ』における「買い」「売り」の情報はあくまでも投稿者の個人的見解によるものであり、情報の真偽、株式の評価に関する正確性・信頼性等については一切保証されておりません。 また、東京証券取引所、名古屋証券取引所、China Investment Information Services、NASDAQ OMX、CME Group Inc.、東京商品取引所、堂島取引所、 S&P Global、S&P Dow Jones Indices、Hang Seng Indexes、bitFlyer 、NTTデータエービック、ICE Data Services等から情報の提供を受けています。 日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。 『みんかぶ』に掲載されている情報は、投資判断の参考として投資一般に関する情報提供を目的とするものであり、投資の勧誘を目的とするものではありません。 これらの情報には将来的な業績や出来事に関する予想が含まれていることがありますが、それらの記述はあくまで予想であり、その内容の正確性、信頼性等を保証するものではありません。 これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、当社、投稿者及び情報提供者は一切の責任を負いません。 投資に関するすべての決定は、利用者ご自身の判断でなさるようにお願いいたします。 個別の投稿が金融商品取引法等に違反しているとご判断される場合には「証券取引等監視委員会への情報提供」から、同委員会へ情報の提供を行ってください。 また、『みんかぶ』において公開されている情報につきましては、営業に利用することはもちろん、第三者へ提供する目的で情報を転用、複製、販売、加工、再利用及び再配信することを固く禁じます。