レポート
配信元:MINKABU PRESS
投稿: 2024/09/24 20:20
アジア株 上海香港は大幅高、人民銀が景気刺激策を集中的に実施へ 投資家心理改善
東京時間11:01現在
香港ハンセン指数 18614.41(+367.30 +2.01%)
中国上海総合指数 2774.25(+25.33 +0.92%)
台湾加権指数 22181.69(-103.84 -0.47%)
韓国総合株価指数 2599.03(-2.98 -0.11%)
豪ASX200指数 8132.90(-20.05 -0.25%)
アジア株は高安まちまち。
韓国株は小幅安。HSBCが韓国株を「オーバーウェイト」から「アンダーウェイト」に引き下げたことが懸念されている。豪州株は軟調、きょうの豪中銀理事会を前に様子見ムードが広がっている。FRBなど世界の中央銀行が相次いで金融緩和に動いているにもかかわらず、豪中銀はタカ派姿勢を維持している。香港株は大幅高、6月5日以来の高値をつけている。上海株は5営業日続伸。
中国人民銀行総裁は、今年末までに預金準備率を25bpから50bp引き下げるほか、7日物リバースレポ金利を20bp引き下げると発表した。そのほか、既存の住宅ローン金利の引き下げ、2軒目からの頭金比率の引き下げも発表したほか、ファンドやブローカーに人民銀行の資金を利用して株式購入を許可することも明かした。
最近の中国経済統計は総じて弱く、政府目標である5%前後の経済成長を達成できない可能性が高まっている。そのため、政府は5%達成に向け景気刺激策を集中的に実施する。一連の措置を受け投資家心理は改善に向かうだろう。ただ、中国株の上昇が続くは微妙なところ。一連の措置の効果を数カ月にわたって見極める必要がある。
香港市場では不動産株が大幅高となっている。華潤置地は6.6%高、龍湖集団は6.2%高、中国海外発展は5.3%高。自動車やハイテク、消費者サービス、銀行、カジノ、エネルギー関連も総じて上昇している。
上海株は約2週間半ぶり高値。生活必需品や素材、ハイテク関連が総じて上昇。保利置業集団や北京首都開発など不動産株も軒並み上昇している。
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