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コールズが決算受け下落 ガイダンスを下方修正 戦略的代替案の検討は継続=米国株個別

レポート

配信元:MINKABU PRESS

投稿: 2022/05/19 22:57

 百貨店のコールズが下落。取引開始前に2-4月期決算(第1四半期)を発表し、既存店売上高が予想外の赤字だったほか、1株利益も予想を大きく上回った。ガイダンスも公表しており、通期の売上高、1株利益とも下方修正している。

 なお、同社は身売りも含めた選択的代替策を模索しており、ゴールドマンに検討プロセスを依頼し、独立した戦略的計画を徹底的にテストするとしている。

 同社のガスCEOは声明で「戦略的代替案の検討については、引き続き複数の利害関係者との対話を続けている。今後数週間のうちに実行可能な入札を提出するための具体的な手続きについて正式に通知した。私たちは詳細な調査を続けているが、われわれの事業と計画の価値を認めてくれる企業が多数あることに満足している」と述べていた。

 同CEOはまた、セフォラ400店舗の追加展開、ロイヤリティ・リワードの強化、店舗へのさらなる投資などの恩恵を受け、下半期には成長が見込まれることから、年が明けると事業は改善すると考えている」とも語った。

 アナリストからは、通期見通しは恐れていたほど暗い内容ではない。1株利益の大幅な未達については、収益や粗利ではなく、販管費に問題があると指摘していた。

株価は売り先行で始まり、一時40ドルを割り込む場面があったものの、その後は買い戻しも出て42ドル台まで戻している。

(2-4月・第1四半期)
・既存店売上高:-5.2%(予想:0.97%)
・1株利益(調整後):0.11ドル(予想:0.71ドル)
・売上高:34.7億ドル(予想:37.1億ドル)
・粗利益率(調整後):38.2%(予想:38.1%)

(通期見通し)
・1株利益(調整後):6.45~6.85ドル(従来:7.00~7.50ドル)(予想:7.03ドル)
・売上高:0~1%(従来:2~3%)
・営業利益率:7.0~7.2%(従来:7.2~7.5%)

(NY時間09:43)
コールズ<KSS> 42.28(-0.85 -1.97%)

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

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