レポート
配信元:MINKABU PRESS
投稿: 2024/10/24 20:30
アジア株まちまち 豪州株上値重い、IMFが豪インフレ予想大幅引き上げ 先進国で最も高くなる見込み
東京時間11:16現在
香港ハンセン指数 20552.75(-207.40 -1.00%)
中国上海総合指数 3281.03(-21.78 -0.66%)
台湾加権指数 23371.84(+37.08 +0.16%)
韓国総合株価指数 2593.33(-6.29 -0.24%)
豪ASX200指数 8237.10(+21.09 +0.26%)
アジア株はまちまち。
香港株は反落、前日の米株大幅安を受け売り優勢で始まった。米利下げ期待が後退している。香港は金融政策を米国に連動させているため、米国が利下げ一時停止すれば香港も基準金利引き下げを一時停止する。華潤置地や龍湖集団、中国海外発展、九龍倉置業地産投資など不動産株が総じて下落。アリババやJDドットコム、美団、バイドゥなどハイテク関連も軒並み下落している。
豪州株は小幅続伸。金融や医療品、コミュニケーションサービス関連の一角が上昇。ハイテクや金鉱・鉱業などの素材関連は総じて下落している。豪州市場では中国の景気回復期待が高まっている一方で、豪中銀の利下げ開始の遅れが懸念されている。
IMFは豪州の来年の消費者物価指数の予想を従来の2.8%から3.6%に大幅に引き上げた。豪財務省が25年半ばまでに2.75%に低下するとの予測とは対照的になる。政府による生活費補助制度によりインフレは今年末までに3%に鈍化するものの、補助制度終了とともにインフレは再加速すると予想。豪州のインフレはスロバキアを除く先進国でもっとも高くなることになる。IMFは豪州は慢性的なインフレに見舞われると述べた。豪中銀はインフレは依然として高すぎると繰り返している。今月末には第3四半期CPIが発表されるが、インフレの根強さが示されれば利下げ開始は来年半ば以降になる可能性も。
本日の市況
関連サイト
投資・お金について学ぶ入門サイト
みんなの売買予想、予想株価がわかる資産形成のための情報メディアです。株価・チャート・ニュース・株主優待・IPO情報等の企業情報に加えSNS機能も提供しています。『証券アナリストの予想』『株価診断』『個人投資家の株価予想』これらを総合的に算出した目標株価を掲載。『ブログ』で個人投資家同士の意見交換や情報収集をしたり、売買シミュレーションができる『株価予想』機能も、無料でご利用いただけます。
【ご注意】『みんかぶ』における「買い」「売り」の情報はあくまでも投稿者の個人的見解によるものであり、情報の真偽、株式の評価に関する正確性・信頼性等については一切保証されておりません。 また、東京証券取引所、名古屋証券取引所、China Investment Information Services、NASDAQ OMX、CME Group Inc.、東京商品取引所、堂島取引所、 S&P Global、S&P Dow Jones Indices、Hang Seng Indexes、bitFlyer 、NTTデータエービック、ICE Data Services等から情報の提供を受けています。 日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。 『みんかぶ』に掲載されている情報は、投資判断の参考として投資一般に関する情報提供を目的とするものであり、投資の勧誘を目的とするものではありません。 これらの情報には将来的な業績や出来事に関する予想が含まれていることがありますが、それらの記述はあくまで予想であり、その内容の正確性、信頼性等を保証するものではありません。 これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、当社、投稿者、情報提供者及び広告主は一切の責任を負いません。投資に関するすべての決定は、利用者ご自身の判断でなさるようにお願いいたします。 個別の投稿が金融商品取引法等に違反しているとご判断される場合には「証券取引等監視委員会への情報提供」から、同委員会へ情報の提供を行ってください。 また、『みんかぶ』において公開されている情報につきましては、営業に利用することはもちろん、第三者へ提供する目的で情報を転用、複製、販売、加工、再利用及び再配信することを固く禁じます。