レポート
配信元：MINKABU PRESS
投稿: 2022/05/05 23:50
太陽光エネルギーのサンラン<RUN>が前日引け後に１－３月期決算（第１四半期）を発表し、売上高が予想を上回った。コスト上昇を値上げで相殺。同社は「先月に材料費と資本コストの上昇を相殺するために有意義な価格改定を実施することができた」と語った。
また、通期の太陽光発電設備容量の伸びを従来の２０％以上から２５％以上に上方修正し、第２四半期の太陽電池設置容量は２３５－２４５メガワットの範囲になると予想している。
アナリストは設置台数と顧客注文の前年同期比の伸びを強調し、第１四半期はソーラーパネル・プロバイダーの強い勢いを示したと指摘。すべての販売チャネルで強い勢いが続いており、顧客価値提案の拡大を重視し、どんな障害も乗り越えているという。
また、「サプライチェーン環境は改善しているものの、ダイナミックな環境にも対応できることや、成長を後押しする新しいチャネルなど、競争上の優位性から多くの恩恵を受けている。同社は力強い成長の勢いを利用するのに適した立場にある」とも指摘した。
ただ、株価は取引開始直後こそ買いが先行して始まったものの、買いが一巡すると戻り売りに押され伸び悩んでいる。
（１－３月・第１四半期）
・1株損益（調整後）：-0.42ドル（予想：-0.18ドル）
・売上高：4.96億ドル（予想：3.98億ドル）
（NY時間10:38）
サンラン<RUN> 24.47（+0.13 +0.53%）
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
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