レポート
配信元:MINKABU PRESS
投稿: 2022/05/03 23:00
バイオジェン<BIIB>が取引開始前に1-3月期決算(第1四半期)を発表し、売上高は予想範囲内だったものの、1株利益は予想を下回った。同社はアルツハイマー病治療薬「アデュカヌマブ」の広範な保険適用をメディケアから勝ち取ることができなかった責任を取り、ヴォナッソスCEOの退任を発表。同CEOは後任が見つかるまでは暫定的に職務に留まる。
同社はまた、アデュカヌマブのインフラの縮小も発表。これにより年間約5億ドルの経費が削減され、追加の経費削減と合わせて年10億ドルの経費削減が見込まれるとしている。第1四半期はアデュカヌマブの償却により1株利益に0.76ドルのマイナス効果があった。
日本のエーザイ<4523>と共同開発する新たなアルツハイマー治療薬候補「レカネマブ」については、臨床試験(フェーズ3)の結果が秋にも出ると見込んでいる。順調に行けば2023年第1四半期にもFDAからの完全承認を計画しているとしている。
株価は上昇して始まっている。
(1-3月・第1四半期)
・1株利益(調整後):3.62ドル(予想:4.35ドル)
・売上高:25.3億ドル(予想:25.0億ドル)
テクフィデラ:4.10億ドル(予想:4.12億ドル)
アボネックス:2.30億ドル(予想:2.67億ドル)
プレグリディ:0.80億ドル(予想:0.84億ドル)
タイサブリ:5.21億ドル(予想:4.96億ドル)
スピンラザ:4.72億ドル(予想:4.16億ドル)
(通期見通し)
・売上高:97~100億ドル(予想:98.7億ドル)
(NY時間09:45)
バイオジェン<BIIB> 211.18(+3.86 +1.86%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
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