レポート
配信元:フィスコ
投稿: 2024/12/12 17:36
*08:36JST NYの視点:米11月インフレデータ、鈍化停滞を示す、12月FOMC追加利下げはほぼ織り込み
米労働省が発表した11月消費者物価指数(CPI)は前月比+0.3%となった。伸びは予想通り10月+0.2%から加速し4月来で最大。前年比では+2.7%。伸びは10月+2.6%から加速し7月来で最大となった。連邦準備制度理事会(FRB)がインフレ指標として特に注視している食品やエネルギーを除いたコア指数は前月比+0.3%と予想通り4カ月連続で同水準にとどまった。前年比でも+3.3%と、予想通り10月と同水準を維持。インフレの主要因となっていた住居費は著しく鈍化した。
11月生産者物価指数(PPI)は前月比で+0.3%と、+0.2%から伸びが拡大が予想されている。コアPPIは+0.1%と、前月の+0.3%から伸び鈍化予想。航空運賃は低下が見込まれている。前年比では総合が+2.6%と10月+2.4%から、コア指数は+3.2%と、10月+3.1%からそれぞれ加速が予想されている。
連邦準備制度理事会(FRB)がインフレ指標として最も好んで使用している11月コアPCE価格指数は前年比で10月の+2.8%から+2.9%と4月来で最大ペースでの加速が予想されている。予想通りとなった場合は、インフレ鈍化の進展の確信を支援することにはならず、インフレ鈍化にはより時間を要することが証明されることになる。
11月のPCE価格指数は20日に発表される。
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