レポート
配信元:MINKABU PRESS
投稿: 2024/12/19 23:15
アジア株は下落、タカ派FOMC嫌気した売り続く 豪州株は3カ月ぶりの大幅な下げ
東京時間14:00現在
香港ハンセン指数 19665.20(-199.35 -1.00%)
中国上海総合指数 3357.82(-24.38 -0.72%)
台湾加権指数 22821.30(-347.37 -1.50%)
韓国総合株価指数 2448.34(-36.09 -1.45%)
豪ASX200指数 8163.20(-146.17 -1.76%)
インドSENSEX30種 79270.63(-911.57 -1.14%)
アジア株は総じて下落、前日の米株大幅安を嫌気した売りが続いている。きのうのFOMCでは来年の利下げ見通しが2回に減少、今後の利下げに対する慎重姿勢を強めたことが嫌気され、きのうの米株は大幅下落した。ダウは1000ドル超も下げ、原油や金など商品相場も大きく下げた。
香港株は1.00%安、さらなる利下げへの期待が後退している。香港金融当局は基準金利を引き下げたが、金利をしばらく比較的高い水準で維持する可能性を示唆した。香港は金融政策を米国に連動させているため、FRBが来年2回しか利下げしないのであれば、香港も2回しか基準金利を引き下げない。
豪州株は大幅安、3カ月ぶりの大幅な下げを記録。ほぼ全業種が下落している。金鉱や銅、鉄鋼など素材関連の下げが目立つ。
上海株は下落も下値では支援策期待の買いが入っている。また、人民元安一服で安堵感も広がっている。
中国習近平国家主席が政府高官らに年明け好スタートを切るよう要請したほか、中国首相も経済対策をできるだけ早く実施するよう呼び掛けている。中国人民銀行は19日、元の中心レートを1ドル=7.1911元と、予想中央値より1200pips以上も元高方向に設定した。予想との乖離は今年7月以降で最大。予想以上の元高設定を受けオフショア人民元は対ドルで反発している。
あすは事実上の政策金利であるローンプライムレートが公表される。政府は来年、金融緩和策を進める方針を示していることから、一部であす金利を引き下げるとの予想が広がっている。ただ、引き下げたところで中国株式市場への影響は限定的だろう。
最新人気記事
本日の市況
関連サイト
投資・お金について学ぶ入門サイト
みんなの売買予想、予想株価がわかる資産形成のための情報メディアです。株価・チャート・ニュース・株主優待・IPO情報等の企業情報に加えSNS機能も提供しています。『証券アナリストの予想』『株価診断』『個人投資家の株価予想』これらを総合的に算出した目標株価を掲載。『ブログ』で個人投資家同士の意見交換や情報収集をしたり、売買シミュレーションができる『株価予想』機能も、無料でご利用いただけます。
【ご注意】『みんかぶ』における「買い」「売り」の情報はあくまでも投稿者の個人的見解によるものであり、情報の真偽、株式の評価に関する正確性・信頼性等については一切保証されておりません。 また、東京証券取引所、名古屋証券取引所、China Investment Information Services、NASDAQ OMX、CME Group Inc.、東京商品取引所、堂島取引所、 S&P Global、S&P Dow Jones Indices、Hang Seng Indexes、bitFlyer 、NTTデータエービック、ICE Data Services等から情報の提供を受けています。 日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。 『みんかぶ』に掲載されている情報は、投資判断の参考として投資一般に関する情報提供を目的とするものであり、投資の勧誘を目的とするものではありません。 これらの情報には将来的な業績や出来事に関する予想が含まれていることがありますが、それらの記述はあくまで予想であり、その内容の正確性、信頼性等を保証するものではありません。 これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、当社、投稿者及び情報提供者は一切の責任を負いません。 投資に関するすべての決定は、利用者ご自身の判断でなさるようにお願いいたします。 個別の投稿が金融商品取引法等に違反しているとご判断される場合には「証券取引等監視委員会への情報提供」から、同委員会へ情報の提供を行ってください。 また、『みんかぶ』において公開されている情報につきましては、営業に利用することはもちろん、第三者へ提供する目的で情報を転用、複製、販売、加工、再利用及び再配信することを固く禁じます。