レポート
配信元:株探ニュース
投稿: 2025/01/24 06:23
(NY時間16:22)(日本時間06:22)時間外
テキサス・インスツルメンツ<TXN> 191.31(-9.30 -4.64%)
電子部品のテキサス・インスツルメンツ(TI)<TXN>が引け後に10-12月期決算(第4四半期)を発表し、1株利益、売上高とも予想を上回った。ただ、第1四半期の1株利益の見通しが予想を下回った。今回の決算は電子部品の需要が依然低迷していることを示し、電子機器業界の広範囲にわたる分野がなお景気後退から抜け出せていないことを示唆した。
同社の売上の大部分は産業用機器や車両のメーカーから得られており、同社の予測は世界経済の多くの分野の先行指標と見られている。3カ月前に同社は、最終市場の一部が在庫過剰から脱却する兆しを見せていると述べていた。
時間外で株価は、発表直後こそ売買が交錯していたが、次第に売りが強まっている。
(10-12月・第4四半期)
・1株利益:1.30ドル(予想:1.21ドル)
・売上高:40.1億ドル 1.7%減(予想:38.6億ドル)
アナログ:31.7億ドル(予想:30.7億ドル)
組み込みプロセッシング:6.13億ドル(予想:6.21億ドル)
その他:2.20億ドル(予想:2.33億ドル)
・営業利益:13.8億ドル(予想:13.0億ドル)
・FCF:8.06億ドル(予想:6.14億ドル)
(1-3月・第1四半期見通し)
・1株利益:0.94~1.16ドル(予想:1.17ドル)
・売上高:37.4~40.6億ドル(予想:38.8億ドル)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
株探ニュース
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