レポート
配信元:株探ニュース
投稿: 2025/02/05 08:00
*米求人件数(12月)0:00
予想 800.0万人 前回 809.8万人
このあと日本時間0時に12月の米求人件数が発表され、予想では800万人と前回から減少が見込まれている。前回はビジネスサービスなどの増加が寄与し、6カ月ぶりの高水準となっていたが、ほぼ全てが専門職と金融・保険の求人が占めた。一方、宿泊・飲食サービスと製造業では求人数が減少していた。急速な雇用拡大が進む中でも、12月の求人件数は小幅に減少したものと考えられているようだ。
一方、今回の求人件数の減少予想にもかかわらず、失業率低下により、失業者1人あたりの求人件数は1.17件に上昇する可能性が高いとも見込まれている。求人数が最も多いのは、引き続き、ビジネスサービスの可能性が高いと見られているようだ。
先日発表の12月の米消費者信頼感指数では、消費者は雇用状況について、求人数がやや多く、職を得やすいと判断していることか明らかとなっている。これにより、11月に1.9%まで低下した離職率が今回は上昇する可能性があると見られている模様。
ただ、全般的に離職率の低下で米労働市場は今後、賃金上昇圧力が弱まり、冷え込み傾向にあるとの見方も少なくない。離職者が減少を続ければ、潜在的な賃金上昇圧力は弱まり、それは労働市場が安定化し始めていることを示唆する。
労働者の信頼感と新規の労働需要が緩やかに減少し続けている初期の兆候が見られ、それは賃金上昇圧力が今後弱まることを示唆しているという。
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
株探ニュース
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