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米求人件数、9月以来の低水...

米求人件数、9月以来の低水準 減少傾向への回帰を示唆

レポート

配信元:株探ニュース

投稿: 2025/02/05 11:47

 きょうは12月の米求人件数が発表され、760万件と予想以上に減少し、3カ月ぶり低水準となった。求人数の減少は専門職・ビジネスサービスが中心で、過去2カ月の急増分が一部相殺されている。医療・社会福祉や金融・保険も大幅な減少を示した。今回の数字は求人件数が過去2カ月の大幅増加の後に減少傾向に戻ったことを示唆している。

 FRBが注目する失業者1人当たりの求人件数は1.1件と6カ月連続で同水準に留まった。2022年のピーク時には2倍だった。雇用率は3.4%に留まり、10年ぶり低水準を維持。解雇率も1.1%と前月から変わらず、歴史的な低水準に留まっている。自己都合離職者の割合である離職率は前月と同じ2.0%と、新しい職を見つける意欲が薄れていることを引き続き示唆した。

 低い回答率と大幅な修正から、この労働省雇用動態調査(JOLTS)の信頼性を疑問視するエコノミストもいる。

*求人件数(12月)0:00
結果 760.0万人
予想 800.0万人 前回 815.6万人(809.8万人から修正)

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

株探ニュース

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