レポート
配信元:株探ニュース
投稿: 2025/04/11 00:35
*米消費者物価指数(CPI)(3月)21:30
結果 -0.1%
予想 0.1% 前回 0.2%(前月比)
結果 2.4%
予想 2.5% 前回 2.8%(前年比)
結果 0.1%
予想 0.3% 前回 0.2%(コア・前月比)
結果 2.8%
予想 3.0% 前回 3.1%(コア・前年比)
本日は3月の米消費者物価指数(CPI)が発表となり、総合指数は前月比で0.1%低下と予想外のマイナスとなった。食品とエネルギーを除いたコアは前月比0.1%上昇したものの予想は下回った。
前年比もそれぞれ予想を下回り、全般的にインフレ圧力の後退を示唆した。大規模な関税措置が導入される前に米CPIは落ち着いていたことが示されている。
エネルギーや中古車、宿泊、航空運賃の低下が影響。ここ数年、インフレ押し上げ要因となってきた自動車保険も低下した。これは、消費者が裁量的支出を減らしている警戒すべきサインの可能性がある。
ただ、ストラテジストは「嵐の前の静けさだ」と述べている。関税により今後インフレは加速が予想されるという。また、「旅行業界がかなり軟化している。この分野が年内にさらに悪化が予想される」とも述べた。
一部の関税は既に発動されていたにもかかわらず、玩具や家電、スマートフォンなど中国へのエクスポージャーが高いカテゴリーの一部は低下。関税の影響は今回のCPIにはほとんど示されていない。
サービス分野で最大の項目である住居費は0.2%上昇に鈍化。一方、帰属家賃は0.4%上昇に加速。食品価格は0.5%上昇と、2022年10月以来の大幅上昇に並んだ。卵価格の高騰は落ち着いたが、食肉の上昇ペースが加速した。
なお、PCEコア価格指数に反映されるCPI項目のうち、外食が2カ月連続で0.4%上昇していた。
株探ニュース
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