レポート
配信元:株探ニュース
投稿: 2025/05/02 01:16
(NY時間12:15)(日本時間01:15)
ベクトン・ディッキンソン<BDX> 176.87(-30.23 -14.60%)
医療機器のベクトン・ディッキンソン<BDX>が大幅安。取引開始前に1-3月期決算(第2四半期)を発表し、1株利益は予想を上回ったものの、売上高は予想を下回った。通期のガイダンスでも、既存事業売上高の見通しを下方修正したほか、1株利益の見通しも下方修正している。同社は厳しいマクロ経済環境を理由に挙げている。
アナリストは「第2四半期の結果は失望的な内容となった。投資家は軟調な四半期を予想していたが、実際の結果はさらに失望的な内容となった」と述べている。「投資家は関税の影響で1株利益が減少することを予想していたが、既存事業売上高の大幅な下方修正が主な焦点となるだろう」とも語った。
(1-3月・第2四半期)
・1株利益(調整後):3.35ドル(予想:3.28ドル)
・売上高:52.7億ドル(予想:53.6億ドル)
医療:27.6億ドル
投薬デリバリー:11.2億ドル(予想:11.2億ドル)
投薬管理:8.11億ドル(予想:8.10億ドル)
医薬品システム:5.75億ドル(予想:5.56億ドル)
ライフサイエンス:12.5億ドル
バイオサイエンス:3.52億ドル(予想:3.70億ドル)
介入装置:12.6億ドル(予想:13.0億ドル)
外科:3.83億ドル(予想:3.94億ドル)
末梢血管介入:4.81億ドル(予想:5.00億ドル)
泌尿器および救命医療:4.00億ドル(予想:4.03億ドル)
(通期見通し)
・1株利益(調整後):14.06~14.34ドル(従来:14.30~14.60ドル)(予想:14.43ドル)
・売上高:約218~219億ドル(従来:約217~219億ドル)(予想:218億ドル)
・既存事業売上高:3.0~3.5%(従来:4.0~4.5%)(予想:4.2%)
【企業概要】
米国内外の医療機関・臨床検査機関・製薬業界などに向けて、医療機器や検査機器の開発・製造を行う。投薬管理や患者の安全性の向上、感染予防の実践支援などに焦点を当て、末梢静脈カテーテル・急性透析カテーテル・輸液ポンプ・自動供給管理システム・薬剤在庫追跡システムなどの製品を提供する。
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
株探ニュース
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