レポート
配信元：MINKABU PRESS
投稿: 2022/03/04 03:36
電気自動車（ＥＶ）のリビアン・オートモーティブ<RIVN>が商いを伴って下落。既存顧客向けのＥＶデビュー作の値上げを撤回し、恥ずべき方向転換となった。同社は今週、投入コスト上昇と半導体不足を理由に「Ｒ１Ｔ・ピックアップ」の価格を１７％、「Ｒ１Ｓ・ＳＵＶ」の価格を２０％引き上げると発表した。それに伴って顧客のキャンセルが相次いだ。
スカリンジＣＥＯは顧客宛ての書簡で、「こうしたコスト上昇を反映した価格改定に取り組んだ際、設定済みの予約注文を含め、今後のすべての納品に適用すると誤って決定してしまった」と述べた。「我々は価格変更に取り組む方法を間違えた。今重要なのは、それを修正することだ」とも語っている。
同社は値上げが発表された３月１日以前に予約注文をした顧客については、元の価格を維持するとしている。キャンセルした購入者は元の価格、時期、構成で注文を再開することができるとしている。
（NY時間13:26）
リビアン<RIVN> 51.64（-1.92 -3.59%）
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
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