レポート
配信元:株探ニュース
投稿: 2025/05/07 05:46
(NY時間16:46)(日本時間05:46)時間外
AMD<AMD> 103.07(+4.45 +4.51%)
AMD<AMD>が時間外で上昇。引け後に1-3月期決算(第1四半期)を発表し、1株利益、売上高とも予想を上回った。ただ、AIチップを手掛けるデータセンター部門の売上高は予想範囲内となっている。第2四半期のガイダンスを市場は好感しているようで、予想を上回る売上高見通しを示していた。AIソフトウェアの生成と実行が可能な高性能コンピュータの需要拡大が要因。
同社は収益性の高いデータセンター用プロセッサー市場でシェアを伸ばし、インテル<INTC>からシェアを奪い続けている。さらに、PC向けチップの需要が堅調なことも追い風となった。スーCEOは声明で「中核事業における強さとデータセンターおよびAIの勢い拡大により、4四半期連続で成長が加速した」と述べた。
「マクロ環境と規制環境にもかかわらず、第1四半期の数字と第2四半期の見通しは、われわれの差別化された製品ポートフォリオの強さと一貫した実行力が、今年の強い成長に向けた好位置を確立している」とも語った。
4月に米政府が中国への半導体輸出に追加制限を課したため、同社は約8億ドルの費用を計上する予定だと発表。MI308製品の輸出に関する新たなライセンス要件の初期評価をした結果、この結論に至った。
同社は投資家に対し、データセンター部門の売上高は上半期は横ばいだが、下半期には新製品を追加することで再び加速すると強調している。
(1-3月・第1四半期)
・1株利益(調整後):0.96ドル(予想:0.94ドル)
・売上高:74.4億ドル 36%増(予想:71.2億ドル)
データセンター:36.7億ドル(予想:36.6億ドル)
ゲーム:6.47億ドル(予想:5.4億ドル)
顧客:22.9億ドル(予想:20.6億ドル)
組み込み:8.23億ドル(予想:8.57億ドル)
・粗利益率(調整後):54%(予想:54%)
・営業利益(調整後):17.8億ドル(予想:17.6億ドル)
・FCF:7.27億ドル(予想:15.2億ドル)
(4-6月・第2四半期見通し)
・売上高:71~77億ドル(予想:72.3億ドル)
・粗利益率(調整後):約54%
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
株探ニュース
関連銘柄
この銘柄の最新ニュース
最新人気記事
本日の市況
関連サイト
投資・お金について学ぶ入門サイト
みんなの売買予想、予想株価がわかる資産形成のための情報メディアです。株価・チャート・ニュース・株主優待・IPO情報等の企業情報に加えSNS機能も提供しています。『証券アナリストの予想』『株価診断』『個人投資家の株価予想』これらを総合的に算出した目標株価を掲載。『ブログ』で個人投資家同士の意見交換や情報収集をしたり、売買シミュレーションができる『株価予想』機能も、無料でご利用いただけます。
【ご注意】『みんかぶ』における「買い」「売り」の情報はあくまでも投稿者の個人的見解によるものであり、情報の真偽、株式の評価に関する正確性・信頼性等については一切保証されておりません。 また、東京証券取引所、名古屋証券取引所、China Investment Information Services、NASDAQ OMX、CME Group Inc.、東京商品取引所、堂島取引所、 S&P Global、S&P Dow Jones Indices、Hang Seng Indexes、bitFlyer 、NTTデータエービック、ICE Data Services等から情報の提供を受けています。 日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。 『みんかぶ』に掲載されている情報は、投資判断の参考として投資一般に関する情報提供を目的とするものであり、投資の勧誘を目的とするものではありません。 これらの情報には将来的な業績や出来事に関する予想が含まれていることがありますが、それらの記述はあくまで予想であり、その内容の正確性、信頼性等を保証するものではありません。 これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、当社、投稿者及び情報提供者は一切の責任を負いません。 投資に関するすべての決定は、利用者ご自身の判断でなさるようにお願いいたします。 個別の投稿が金融商品取引法等に違反しているとご判断される場合には「証券取引等監視委員会への情報提供」から、同委員会へ情報の提供を行ってください。 また、『みんかぶ』において公開されている情報につきましては、営業に利用することはもちろん、第三者へ提供する目的で情報を転用、複製、販売、加工、再利用及び再配信することを固く禁じます。