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ヴァージン・ギャラクティックが大幅高 26年第1四半期の販売再開と料金値上げの計画を発表=米国株個別

レポート

配信元:株探ニュース

投稿: 2025/05/16 22:56

(NY時間09:56)(日本時間22:56)
ヴァージン・ギャラクティック<SPCE> 4.14(+0.79 +23.58%)

 有人宇宙飛行サービスのヴァージン・ギャラクティック<SPCE>が大幅高。前日引け後に1-3月期決算(第1四半期)を発表していたが、その際に2026年第1四半期に宇宙旅行の販売再開と、その際の料金値上げの計画を発表した。

 新たな料金体系について具体的に明言しなかったが、同社は今後発売予定のデルタ宇宙船での亜軌道飛行体験ツアーのチケットを1席約60万ドルで販売していた。

 同社は、新型宇宙船の初飛行(研究ミッション)を26年夏に、民間宇宙飛行士の飛行を同年の秋に予定していると述べた。アップグレードされたデルタ宇宙船の開発に注力するため、同社は24年6月に観光事業を一時停止していた。

 改良されたデルタ宇宙船は、以前の機体よりも2人多い6人の乗客を収容可能。新機体はミッション間のターンアラウンド時間を短縮する設計となっている。同社は新宇宙船を使用することで、既存のチケット保有者の受注残を約1年で解消できると述べた。

(1-3月・第1四半期)
・1株損益:2.38ドルの赤字(予想:2.49ドルの赤字)
・売上高:460万ドル 77%減(予想:400万ドル)
・FCF:12.2億ドルの赤字(予想:11.9億ドルの赤字)
・研究開発費:3330万ドル(予想:2880万ドル)
・EBITDA(調整後):7220万ドルの赤字(予想:7090万ドルの赤字)

(4-6月・第2四半期見通し)
・FCF:1.05~1.15億ドルの赤字(予想:1.06億ドルの赤字)

【企業概要】
 個人及び研究者向けに有人宇宙飛行サービスを提供する。独自の再利用可能な技術と顧客体験に基づき、数分間の無重力状態と宇宙からの地球の眺めなど複数日にわたる飛行体験を顧客に提供するように設計された宇宙飛行システムを開発する。

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

株探ニュース

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