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米消費者信頼感の改善、一時的な現象に留まるとの見方

レポート

配信元:株探ニュース

投稿: 2025/05/28 03:19

 きょうの市場はリスク選好の雰囲気が広がっており、米株式市場でダウ平均が700ドル超の大幅高となっているほか、為替市場でもドル高・円安の動きが優勢となっている。

 トランプ大統領がまたしても関税措置を急変更し、EUへの関税措置を6月1日から7月9日に延期すると発表した。トランプ大統領の貿易政策の朝令暮改に市場も慣れてきている面もあるが、本日は素直にポジティブな反応を見せている。

 また、この日コンファレンスボードが発表した5月の米消費者信頼感指数は急回復し、4年ぶりの大幅上昇となったこともその雰囲気をサポートしている。今月は米中が関税を一時的に引き下げることで合意したことを受けて、景気や労働市場の見通しが改善したことが背景にある。

 しかし、エコノミストからは、こうした回復は一時的に留まる可能性があるとの見解も出ている。通商政策がボラティリティーの主因となっているが、こうした状況は当面継続しそうなほか、インフレ期待が不安定になれば、FRBは当初の想定よりも長く政策金利の据え置きを迫られる公算が大きく、その場合の消費者信頼感の改善は一時的に留まるという。

*コンファレンスボード消費者信頼感指数(5月)23:00
結果 98.0
予想 87.1 前回 85.7(86.0から修正)

NY株式27日(NY時間14:29)(日本時間03:29)
ダウ平均   42313.96(+710.89 +1.71%)
ナスダック   19184.30(+447.09 +2.39%)
CME日経平均先物 38375(大証終比:+555 +1.45%)

USD/JPY 144.29 EUR/USD 1.1335 GBP/USD 1.3512


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