レポート
配信元:株探ニュース
投稿: 2025/05/31 03:29
JPモルガンのダイモンCEOがフォーラムに出席し、米政府とFRBが過剰な歳出と大規模な量的緩和を実施したことで、債券市場に亀裂が生じるのは避けられないと警告した。
同CEOは「その危機が6カ月後になるか6年後になるかはわからないが、債務の軌道とディールメーカーが市場を形成する能力の両方が変わることを願っている」と述べた。「残念ながら、私たちを目覚めさせるにはそれが必要かもしれない」とも付け加えた。
トランプ大統領の突然の政策転換が投資家の信頼を揺るがす中、米国債は今年初の月間下落(利回り上昇)になる見通し。5月は議会で審議中の減税法案に関連した財政赤字への懸念が高まった。
ダイモンCEOは近年、世界的な財政赤字について懸念を繰り返し表明しており、いわゆる「債券監視団」が復活したかどうか尋ねられた際に「はい」と答えている。
同CEOは先月、米国債市場で騒ぎが起こり、FRBの介入を招くだろうとの警告したことを再度繰り返した。同CEOは当時、米銀に対する補完的レバレッジ比率やその他の規制に重大な欠陥があり、それが修正されれば、銀行はより積極的な仲介業務を行うことができると述べていた。
補完的レバレッジ比率はTier1資本 ÷ 総エクスポージャー(総資産+オフバランス取引)。
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