レポート
配信元:MINKABU PRESS
投稿: 2025/07/17 11:20
アジア株 豪州株は上げ幅拡大、8月利下げ完全に織り込む 失業率が4年ぶり高水準
東京時間11:01現在
香港ハンセン指数 24645.97(+128.21 +0.52%)
中国上海総合指数 3505.64(+1.86 +0.05%)
台湾加権指数 22996.63(-46.27 -0.20%)
韓国総合株価指数 3171.93(-14.45 -0.45%)
豪ASX200指数 8628.10(+66.33 +0.77%)
アジア株はまちまち。米株高や米中摩擦緩和が好感されている一方、米インフレ加速懸念やトランプによる金融市場混乱が懸念されている。
トランプ米大統領は中国習近平国家主席との会談を実現するため、対中強硬姿勢を軟化させているという。米政府関係者によると中国との90日間の休戦後も期限を延期する準備を進めており、休戦はさらに3カ月延長される可能性があるという。
トランプ氏がパウエルFRB議長を近く解任する可能性が高いとの報道が伝わり、一時ドル安・債券安・株安と米トリプル安になったことに焦ったトランプ氏は火消しに動き、パウエル解任報道を否定した。ただ、FRB人事巡る早期利下げ観測報道は香港市場には朗報だ。香港は金融政策を米国に連動させているため、FRBの早期利下げ期待が高まれば香港の基準金利引き下げ期待も高まる。
香港市場では医療品や自動車、銀行、消費者サービス関連の一角が上昇している。きのう米ウーバーへのロボタクシー提供報道を受け大幅上昇したバイドゥは4.3%安と利益確定売りに押されている。
豪州株は0.77%高、弱い雇用統計を受け8月利下げ期待が高まっている。
豪州6月の雇用統計は雇用者数が市場予想の+2万人に対して+2千人だった。失業率は予想外に悪化、4.3%と2021年11月以来の高水準となった。全体的に弱い雇用統計を受け8月利下げはほぼ確実か。雇用統計の結果を受け野村は豪中銀が来年2月までに3回利下げすると予想。
最新人気記事
本日の市況
関連サイト
投資・お金について学ぶ入門サイト
みんなの売買予想、予想株価がわかる資産形成のための情報メディアです。株価・チャート・ニュース・株主優待・IPO情報等の企業情報に加えSNS機能も提供しています。『証券アナリストの予想』『株価診断』『個人投資家の株価予想』これらを総合的に算出した目標株価を掲載。『ブログ』で個人投資家同士の意見交換や情報収集をしたり、売買シミュレーションができる『株価予想』機能も、無料でご利用いただけます。
【ご注意】『みんかぶ』における「買い」「売り」の情報はあくまでも投稿者の個人的見解によるものであり、情報の真偽、株式の評価に関する正確性・信頼性等については一切保証されておりません。 また、東京証券取引所、名古屋証券取引所、China Investment Information Services、NASDAQ OMX、CME Group Inc.、東京商品取引所、堂島取引所、 S&P Global、S&P Dow Jones Indices、Hang Seng Indexes、bitFlyer 、NTTデータエービック、ICE Data Services等から情報の提供を受けています。 日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。 『みんかぶ』に掲載されている情報は、投資判断の参考として投資一般に関する情報提供を目的とするものであり、投資の勧誘を目的とするものではありません。 これらの情報には将来的な業績や出来事に関する予想が含まれていることがありますが、それらの記述はあくまで予想であり、その内容の正確性、信頼性等を保証するものではありません。 これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、当社、投稿者及び情報提供者は一切の責任を負いません。 投資に関するすべての決定は、利用者ご自身の判断でなさるようにお願いいたします。 個別の投稿が金融商品取引法等に違反しているとご判断される場合には「証券取引等監視委員会への情報提供」から、同委員会へ情報の提供を行ってください。 また、『みんかぶ』において公開されている情報につきましては、営業に利用することはもちろん、第三者へ提供する目的で情報を転用、複製、販売、加工、再利用及び再配信することを固く禁じます。