レポート
配信元:MINKABU PRESS
投稿: 2025/07/24 14:20
アジア株 来週の米中交渉では休戦延長を協議か 豪州株下げ拡大、中銀総裁は相変わらず「タカ派」
東京時間14:02現在
香港ハンセン指数 25710.96(+172.89 +0.68%)
中国上海総合指数 3599.44(+17.14 +0.48%)
台湾加権指数 23353.18(+34.51 +0.15%)
韓国総合株価指数 3192.32(+8.55 +0.27%)
豪ASX200指数 8710.10(-27.05 -0.31%)
インドSENSEX30種 82469.63(-257.01 -0.31%)
アジア株はまちまち。貿易摩擦緩和が好感されているものの、高値警戒感から調整売りも見られる。
米国は日本と貿易協議で合意し、EUとも近く合意する可能性がある。トランプ米大統領は中国との合意は最終段階にあり、EUと真剣に交渉中だと語った。ベッセント米財務長官は来週の第3回米中貿易協議で、8月12日に失効される関税休戦の延長について協議する可能性があると述べた。
韓国株は一時4年ぶり高値をつけた。SKハイニックスの好決算を受けハイテク関連が上昇。ただ、高値更新後は買い勢いは失速。あす予定されていたベッセント米財務長官と韓国財務相の貿易会議が延期されたとの報道が懸念されている。韓国半導体大手のSKハイニックスは0.8%高。四半期決算は営業利益が前年同期比68%増の9兆2100億ウォンと四半期ベースで過去最高となった。
香港株は序盤に約3年半ぶり高値をつけたあとは上げを縮小している。上海株は6営業日続伸、米中摩擦緩和や人民元上昇が好感されている。オフショア人民元、オンショア人民元ともに対ドルで昨年11月以来の高値をつけている。
豪州株は下げ幅をやや拡大している。豪州の失業率が4年ぶり高水準に上昇したにもかかわらず、豪中銀総裁は相変わらず「タカ派」姿勢を維持。8月の利下げ期待が後退している。
ブロック豪中銀総裁は、雇用市場全体が鈍化している兆候はあるものの、ほとんどの指標は依然として堅調。先行指標は失業率がさらに大幅に上昇することを示唆していないと述べたほか、政府の電気補助金制度が終了する今年末までにインフレは3%を回復すると見ていると述べ、インフレ抑制に時間がかかることを警告、8月利下げを織り込んでいる市場を牽制した。
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