レポート
配信元：株探ニュース
投稿: 2025/08/05 21:47
スイスのケラーズッター大統領とパルムラン副大統領兼経済相は本日５日にワシントンを訪れ、米国がスイス産品に課すとしている３９％の関税の引き下げを求める提案をする。米国の関税の発動は７日に迫っている。
スイス政府は発表で、訪米の目的は「米当局と短期間で面会し、協議を行うこと」としている。訪米中にトランプ大統領に会うかは明らかにしなかった。
スイス政府は前日に緊急会議を開き、米国の懸念を踏まえた新たな提案をする用意があると表明。また、対抗措置については当面除外する方針も示した。試算によると、仮に３９％の関税率が一律に適用され、医薬品も対象となった場合、中期的にはスイス経済の最大１％がリスクにさらされる可能性があるという。
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