レポート
配信元：株探ニュース
投稿: 2025/08/06 21:22
短期の投資家は９月までに米国株の投資比率が限度に達する見通しから、米株式市場は調整に入る可能性があるとの指摘が出ている。ボラティリティーやモメンタムといったテクニカル要因に基づき投資を行うファンドは、４月安値から回復基調となる中で、米国株への投資を積み増して来たが、８月末までには買い余力を使い果たす見通しだという。
商品投資顧問業者（ＣＴＡ）がＳ＆Ｐ５００株価指数先物を売りに転換する水準に注目しているが、その水準はいまは現物を下回っているが、その差は縮まりつつあるという。ＣＴＡはトレンド追従型のため、上昇時に投資比率を高め、株価指数が一定の水準まで下落すると、今度は売りに転じる傾向がある。ＣＴＡが売りに転じるＳ＆Ｐ５００の水準を６１６６と想定。現行水準は６３００程度となっているという。
まお、１９９０年以降ボラティリティーは９月に高まりやすい傾向があるとも付け加えている。
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
株探ニュース
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