レポート
配信元:株探ニュース
投稿: 2025/08/13 22:38
(NY時間09:38)(日本時間22:38)
コアウィーブ<CRWV> 131.75(-17.00 -11.43%)
AI向けクラウドサービスを手掛けるコアウィーブ<CRWV>が大幅反落。前日引け後に4-6月期決算(第2四半期)を発表し、売上高は予想を上回ったものの、1株損益の赤字が予想以上に膨らんだ。AI開発者からの需要に対応した投資継続が響いた。また、ガイダンスも公表し、予想を下回る第3四半期の営業利益の見通しを示した。
イントレーターCEOは声明で「AIへの前例のない需要に応えるべく、急速に事業規模を拡大している」と述べ、需要に対応するための供給拡大競争が収益性を引き続き圧迫する見通しを示唆している。通期の設備投資は200-230億ドルを維持している。
同社は、オープンAIやマイクロソフト<MSFT>などを顧客に抱えており、AI関連への投資意欲を背景に注目を集めている。事業拡大に向けて積極的な投資を行っており、7月には暗号資産マイニング大手のコア・サイエンティフィックを買収することで合意した。
アナリストは「同社の事業モデルには極端なばらつきと変動性がある。しかし、需要が供給を上回っており、力強い案件の勢いを示すなど、基本的な成長要因や事業トレンドは依然として非常に堅調だ」と述べている。
(4-6月・第2四半期)
・1株損益(調整後):0.60ドルの赤字(予想:0.46ドルの赤字)
・売上高:12.1億ドル(予想:10.8億ドル)
・EBITDA(調整後):7.53億ドル(予想:6.76億ドル)
・営業利益(調整後):1.99億ドル(予想:1.62億ドル)
(7-9月・第3四半期見通し)
・売上高:12.6~13.0億ドル(予想:12.5億ドル)
・営業利益(調整後):1.6~1.9億ドル(予想:1.9億ドル)
(通期見通し)
・売上高:51.5~53.5億ドル(従来:49~51億ドル)(予想:50.5億ドル)
・営業利益(調整後):8.0~8.3億ドルを維持(予想:8.2億ドル)
・設備投資:200~230億ドルを維持(予想:210.3億ドル)
【企業概要】
独自のソフトウェアとクラウドサービスで構成されるプラットフォームで、最先端のインフラストラクチャを大規模に設計・構築・運用・監視する複雑さを管理して、AIワークロードに高いパフォーマンスと効率を提供する。統合型クラウドサービスは、最先端のコンピュート、ネットワーキング、ストレージを提供。
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
株探ニュース
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