レポート
配信元：株探ニュース
投稿: 2025/08/27 00:19
不動産情報のリアルター・ドット・コムによると、米住宅市場は統計上では底堅い動きを示しているものの、多くの米国人にとって市場は停滞していると指摘している。米住宅市場の減速は買い手から売り手、建設業者まで全ての関係者に影響を及ぼしているという。
それぞれが異なる圧力に直面しているにもかかわらず、各グループは同じように反応。すなわち、躊躇と撤退だ。
在庫は２１カ月連続で増加しているにもかかわらず、住宅販売は数十年ぶりの低水準近辺に留まっている。多くの地域で価格は安定しているが、高水準の住宅ローン金利と経済の不確実性により、買い手と売り手は様子見を続けている。
買い手にとって、手の届く価格帯であるかどうかは依然として大きなハードルとなっている。全米の住宅価格の中央値は４４万ドル付近に留まり、２０２２年からほぼ変化していない。しかし、住宅ローン金利は上昇し、月々の支払いは増加。また、所得は住宅保有コストの上昇に追いついていない状況となっている。
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