レポート
配信元:株探ニュース
投稿: 2025/09/05 05:58
(NY時間16:58)(日本時間05:58)時間外
ブロードコム<AVGO> 305.99(-0.11 -0.04%)
半導体のブロードコム<AVGO>が引け後に5-7月期決算(第3四半期)を発表し、1株利益、売上高とも予想を上回った。第4四半期のガイダンスも公表し、予想を上回る売上高見通しを示した。
ただ、株価は時間外で売買交錯。AIブームからの恩恵がより大きいとの期待があった分、今回の結果は印象的ではなく、一部投資家を十分満足させるものではなかったとの評価のようだ。株価は年初来で32%上昇している。
投資家はIT分野での企業の支出が堅調かどうかを注視している。先週、ライバルのエヌビディア<NVDA>が予想を下回る売上高見通しを示し、AI業界にバブル懸念が広がっていた。同社はエヌビディアのような急成長は経験していないものの、AI関連の重要な恩恵銘柄とされる。AIモデルの開発・運用を行う顧客は、同社のカスタム設計チップやネットワーク機器に依存している。
(5-7月・第3四半期)
・1株利益(調整後):1.69ドル(予想:1.67ドル)
・売上高(調整後):159.5億ドル(予想:158.4億ドル)
半導体ソリューション:91.7億ドル(予想:91.0億ドル)
AI半導体:52億ドル(予想:51.1億ドル)
インフラソフトウェア:67.9億ドル(予想:67.5億ドル)
・EBITDA(調整後):107.0億ドル(予想:104.6億ドル)
・営業利益(調整後):104.6億ドル(予想:102.7億ドル)
(8-10月・第4四半期見通し)
・売上高:約174億ドル(予想:170.5億ドル)
・EBITDAマージン(調整後):67%
・AI半導体売上高:62億ドル(予想:58.2億ドル)
【企業概要】
半導体とインフラソフトウェアソリューションを設計・開発・供給する。相補型金属酸化膜半導体デバイスと、アナログIII-Vベースの製品に焦点を当てた開発に取り組み、データセンターのネットワーク、ホームコネクティビティ、ブロードバンドアクセス、その他多様な市場向けに製品を提供する。
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
株探ニュース
関連銘柄
この銘柄の最新ニュース
最新人気記事
本日の市況
関連サイト
投資・お金について学ぶ入門サイト
みんなの売買予想、予想株価がわかる資産形成のための情報メディアです。株価・チャート・ニュース・株主優待・IPO情報等の企業情報に加えSNS機能も提供しています。『証券アナリストの予想』『株価診断』『個人投資家の株価予想』これらを総合的に算出した目標株価を掲載。『ブログ』で個人投資家同士の意見交換や情報収集をしたり、売買シミュレーションができる『株価予想』機能も、無料でご利用いただけます。
【ご注意】『みんかぶ』における「買い」「売り」の情報はあくまでも投稿者の個人的見解によるものであり、情報の真偽、株式の評価に関する正確性・信頼性等については一切保証されておりません。 また、東京証券取引所、名古屋証券取引所、China Investment Information Services、NASDAQ OMX、CME Group Inc.、東京商品取引所、堂島取引所、 S&P Global、S&P Dow Jones Indices、Hang Seng Indexes、bitFlyer 、NTTデータエービック、ICE Data Services等から情報の提供を受けています。 日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。 『みんかぶ』に掲載されている情報は、投資判断の参考として投資一般に関する情報提供を目的とするものであり、投資の勧誘を目的とするものではありません。 これらの情報には将来的な業績や出来事に関する予想が含まれていることがありますが、それらの記述はあくまで予想であり、その内容の正確性、信頼性等を保証するものではありません。 これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、当社、投稿者及び情報提供者は一切の責任を負いません。 投資に関するすべての決定は、利用者ご自身の判断でなさるようにお願いいたします。 個別の投稿が金融商品取引法等に違反しているとご判断される場合には「証券取引等監視委員会への情報提供」から、同委員会へ情報の提供を行ってください。 また、『みんかぶ』において公開されている情報につきましては、営業に利用することはもちろん、第三者へ提供する目的で情報を転用、複製、販売、加工、再利用及び再配信することを固く禁じます。