レポート
配信元:株探ニュース
投稿: 2025/09/12 22:43
(NY時間09:40)(日本時間22:40)
RH<RH> 221.06(-7.06 -3.09%)
家具インテリア販売のRH<RH>が下落。前日引け後に5-7月期決算(第2四半期)を発表し、1株利益、売上高とも予想を下回った。ガイダンスも公表し、通期の見通しを下方修正している。
トランプ関税による影響が拡大し、季節カタログの発行が遅延したことを理由に挙げている。同社は声明で「秋版インテリア・ソースブック導入遅延により、約4000万ドルの売上高が第3四半期から第4四半期および26年度第1四半期へ繰延した」と発表している。また、関税関連で3000万ドルの追加コストの発生を見込んだとも述べている。
フリードマンCEOは「住宅市場が弱含む中で業界が生き残るためには値引きを提供する必要がある」と語った。
アナリストは「第2四半期は期待外れの面が目立ち、パリ店開業の明るさを相殺した。同社は関税による値上げ幅を具体的に示してはいないが、業界全体で下半期に家具価格の大幅な引き上げが見られるだろう」と述べた。
(5-7月・第2四半期)
・1株利益(調整後):2.93ドル(予想:3.21ドル)
・売上高:8.99億ドル 8.4%増(予想:9.05億ドル)
・営業利益率(調整後):15.1%(予想:15.4%)
(8-10月・第3四半期見通し)
・売上高:8~10%増
・営業利益率(調整後):12~13%(予想:17.8%)
・EBITDAマージン(調整後):18~19%
(26年度通期見通し)
・売上高:9~11%増(従来:10~13%増)
・営業利益率(調整後):13~14%(従来:14~15%)(予想:14%)
・EBITDAマージン(調整後):19~20%(従来:20~21%)
・FCF:2.5~3億ドル(従来:2.5~3.5億ドル)
(コメント)
見通しは、下期における追加関税コスト3000万ドル(軽減措置後の純額)を反映している。また、トランプ政権による家具調査に伴う新たな関税は織り込んでいない。
【企業概要】
米国及びカナダで、高級家具を直営店やウエブサイト、カタログ通販を通して販売する。家具・照明器具・テキスタイル・バス用品・室内や野外・庭園装飾・子供部屋の家具などを取り扱う。
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
株探ニュース
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