レポート
配信元：株探ニュース
投稿: 2025/10/13 22:15
全米企業エコノミスト協会（ＮＡＢＥ）の調査によると、エコノミストは今年と来年の米国経済成長率見通しを引き上げた。一方、雇用の伸びについては引き続き鈍化を見込んでいる。ブルームバーグが伝えた。
１３日に公表されたレポートによると、インフレ調整後の米ＧＤＰは今年１．８％増加する見通しで、６月時点の予測である１．３％増から上方修正された。企業投資の見通しが大幅に改善したことが背景にある。２０２６年についても、同程度の成長が見込まれているという。
ＮＡＢＥのパネル調査では、今年の雇用者数の増加規模は月間平均６万人と予想されており、数カ月前に予測されていた８万７０００人から下方修正となった。
調査回答者は、ＦＲＢが年内に追加で０．２５％ポイント利下げを行い、２６年には計０．７５％ポイントの利下げを実施すると見込んでいる。
調査回答者の見通しでは、インフレは来年もＦＲＢの目標である２％を上回る水準で推移すると予想。ただし、ＦＲＢがインフレ指標として重視しているＰＣＥ物価指数は、今年の３．０％から２６年末には２．５％まで低下すると見込んでいる。
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