レポート
配信元:株探ニュース
投稿: 2025/10/14 22:58
(NY時間09:56)(日本時間22:56)
ゴールドマン<GS> 746.99(-39.79 -5.06%)
ゴールドマン<GS>が下落。取引開始前に7-9月期決算(第3四半期)を発表し、経常収益が予想を上回り第3四半期としては過去最高となった。全四半期を通しても歴代3番目の高水準となった。
債券・為替・商品(FICC)のトレーディング部門が予想を上回ったほか、M&Aなどのディールメーキングの復調により投資銀行部門も予想を上回った。貿易の不透明感で停滞していたM&A市場が再び活況を呈しており、大型案件の増加がウォール街全体のディールメイカーを押し上げている。世界のM&A取引総額は四半期ベースで史上2番目となる1兆ドル超を記録している。
好決算ではあったものの、株式トレーディング部門が予想を下回ったことが嫌気されている模様。直近2四半期の好調からやや減少し、予想も下回った。
資産運用・ウェルスマネジメント部門の運用手数料も過去最高を記録。運用資産残高は3.45兆ドルに達し、過去最高となった。
ソロモンCEOは「顧客活動の増加により好調な四半期となった」と述べている。
本日は全体相場が下落している中、その雰囲気による圧迫に、予想を下回る株式トレーディング収入が追い打ちをかけている模様。
(7-9月・第3四半期)
・1株利益:12.25ドル(11.04ドル)
・経常収益:151.8億ドル 20%増(予想:141.7億ドル)
グローバル・バンキング&マーケッツ:101.2億ドル(予想:94.6億ドル)
FICCトレーディング:34.7億ドル(予想:31.8億ドル)
株式トレーディング:37.4億ドル(予想:39.4億ドル)
投資銀行:26.6億ドル(予想:22.1億ドル)
アドバイザリー:14.0億ドル(予想:11.5億ドル)
株式引受:4.65億ドル(予想:4.53億ドル)
債券引受:7.88億ドル(予想:5.84億ドル)
純受取利息(NII):38.5億ドル(予想:28.7億ドル)
・貸倒引当金:3.39億ドル(予想:3.70億ドル)
・総預金:4900億ドル
・貸付金:2220億ドル(予想:2179.9億ドル)
・普通CET1比率:14.4%(予想:14.1%)
・自己資本利益率(ROE):14.2%(予想:12.8%)
・有形普通株自己資本利益率(ROTCE):15.2%(予想:13.4%)
・運用資産残高(AUM):3.45兆ドル(予想:3.40兆ドル)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
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