レポート
配信元:株探ニュース
投稿: 2025/10/21 22:52
(NY時間09:50)(日本時間22:50)
RTX<RTX> 177.33(+16.62 +10.34%)
航空・防衛のRTX<RTX>が上昇。取引開始前に7-9月期決算(第3四半期)を発表し、1株利益、売上高とも予想を上回った。通期のガイダンスも公表し、1株利益、売上高とも見通しを上方修正している。
商業航空および防衛事業の両部門で売上・利益とも増加した。防衛部門のレイセオンでは、海外向けパトリオットミサイルの販売が好調で、利益が30%増加。商業航空部門では航空旅行需要の回復に伴う部品・整備需要が拡大。地政学的緊張による政府の防衛支出拡大という2つの追い風が業績を押し上げている。
同社は米国防総省の主要契約企業の1つでもあり、現在、トランプ政権と「ゴールデン・ドーム」ミサイル防衛システムの供給計画や、米国の航空管制システム近代化プロジェクトなどで協議を進めている。
さらに今月、プラット&ホイットニー・カナダ部門が、ルフトハンザ航空およびオーストリア航空と14年間の整備・サポート契約を締結。両社が保有するボーイング787型機の補助動力装置(APU)41基を対象とする契約。
(7-9月・第3四半期)
・1株利益(調整後):1.70ドル(予想:1.41ドル)
・売上高(調整後):225.0億ドル 12%増(予想:213.3億ドル)
コリンズ・エアロスペース:76.2億ドル(予想:72.6億ドル)
プラット&ホイットニー:84.2億ドル(予想:78.9億ドル)
レイセオン:70.5億ドル(予想:68.3億ドル)
・FCF:40.0億ドル(予想:27.3億ドル)
(通期見通し)
・1株利益(調整後):6.10~6.20ドル(従来:5.80~5.95ドル)(予想:5.96ドル)
・売上高(調整後):865~870億ドル(従来:847.5~855億ドル)(予想:857.3億ドル)
・FCF:70~75億ドルを維持(予想:72億ドル)
【企業概要】
世界の民間・軍・政府の顧客に航空機エンジンや高度なシステムとサービスを提供する。統合された宇宙・通信・センサーシステムとサイバーセキュリティプログラムやソフトウェアを開発・提供し、高性能中距離空対空ミサイルや空対空・空対地兵器等の持続的広域防衛・宇宙監視用の地上センサーも扱う。
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
株探ニュース
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