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テスラが上昇 アナリストが目標株価を508ドルに引き上げ バロン氏との対談も材料視=米国株個別

レポート

配信元:株探ニュース

投稿: 2025/11/18 02:12

(NY時間12:11)(日本時間02:11)
テスラ<TSLA> 421.99(+17.64 +4.36%)

 テスラ<TSLA>が上昇。アナリストが目標株価を従来の483ドルから508ドルに引き上げた。投資判断は「買い」を維持。同社の自動運転支援機能「フルセルフドライビング(FSD)」の性能改善を理由に挙げている。

 また、マスク氏が先週、テスラおよびスペースXの長年の株主であるバロン氏と、バロン・キャピタルの年次投資会議で対談。両氏は宇宙開発、ロボティクス、ロボタクシー、チャットGPT、AIおよびAI向け半導体など幅広いテーマに触れた。特段新しい発言はなかったものの、マスク氏は依然として前向きな見通しを示していた。

 「最終的には数十億体のヒューマノイド・ロボットが存在するようになるだろう。誰だって自分専用のR2-D2やC-3POを欲しがるはずだ」と語り、映画「スター・ウォーズ」に登場するアンドロイドを引き合いに出した。

 マスク氏は以前から、ロボティクスが人類史上最大の産業になると考えており、工場作業から外科手術まで、地球上の人間の数を上回るロボットが活動するようになると主張している。AIで訓練されたロボットの可能性こそが、テスラが約1.3兆ドルの時価総額で評価されている大きな理由だ。

 さらにマスク氏は、自動運転車やロボタクシーの価値についても言及。同社は最近、テキサス州オースティンでロボタクシー・サービスを開始しており、テスラ車の所有者は月額99ドルでFSD機能を利用し、ほとんどの運転を自動化できる。

 また、マスク氏は新たな構想として、AI用コンピューティングチップの自社製造工場を建設する可能性にも言及。同氏はAI技術の開発を迅速に進めたい意向を持っているが、半導体業界が十分な品質のチップを必要なスピードで供給できない恐れがあると懸念している。

 このチップ製造への参入構想は同氏にとって比較的新しいアイデアだが、彼が「スローダウン」や「小さな夢」に甘んじたことは一度もない。金曜の発言にもその野心が如実に表れていた。

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

株探ニュース

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