レポート
配信元：MINKABU PRESS
投稿: 2021/10/29 01:38
半導体検査装置のＫＬＡ<KLAC>が上昇。前日引け後に７－９月期決算（第１四半期）を発表し、売上高は予想範囲内だったものの、１株利益、フリーキャッシュフロー（ＦＣＦ）は予想を上回った。第２四半期のガイダンスも公表し、１株利益、売上高とも予想を上回っている。
今回の決算を受けてアナリストの目標株価の引き上げも相次いだ。「困難なサプライチェーン問題の中で、数字が予想を上回ったことは心強い。強気派は来年の半導体前工程製造装置（ＷＦＥ）の市場規模が約１０００億ドルに達する可能性があるという証拠として決算を見たであろう。一方、弱気派も同社がＷＦＥのパフォーマンスを２年連続で上回る可能性があることを認めなければならないだろう」との見解も聞かれた。
（７－９月・第１四半期）
・1株利益（調整後）：4.64ドル（予想：4.51ドル）
・売上高：20.8億ドル（予想：20.4億ドル）
製品：16.3億ドル（予想：15.6億ドル）
サービス：4.54億ドル（予想：4.54億ドル）
・研究開発費：2.58億ドル
・FCF：7.95億ドル（予想：5.16億ドル）
（１０－１２月・第２四半期）
・1株利益（調整後）：4.95～5.85ドル（予想：5.14ドル）
・売上高：22.3～24.3億ドル（予想：22.3億ドル）
（NY時間12:28）
ＫＬＡ<KLAC> 356.88（+16.31 +4.79%）
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
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